喧嘩はつまらん、両成敗やで

ちょっと前…知り合い同士がネットでもめていて、そのまま法廷闘争に流れ込んだとの一報…。

引いた目で見て、双方とも優秀で素敵な方で、両者甲乙つけがたし。だからこそ、僕自身彼らにとってのお客様を双方に紹介した実績もある。

まぁでも、こんなところで僕が顔を突っ込んだとしてもあんまり意味もなく(僕にはメリットがない笑)、商売で双方明るく戦ってもらい続けたかったとも。

世には多くの業種業態があるけれども、業界団体を作って、もめ事が起こらないよう、協定や調停機能が働いていたり…ちいさいサイズだと街の商店街なんていい例。

顧客の変わりゆくニーズをつかみ、本業でぶつかることが真で、そのプロセスやノウハウはお互いをしっかり調査観察すべきで、それを超えるソリューションを考え、そして相手を凌駕すべく伸びていくことが大切であり、対局を意識しすぎて、足元をすくいあっていては、大局が見えなくなるのではとも。

いずれにせよ、先に矛を収めたほうが勝ち。

今後は、どっちが謝る謝らないではなく、最初に許しを与えたほうの味方になろうかな笑。

人の振り見て我が振り直せ。
喧嘩はつまらないっすね。反省。

しっかりしてこー!

「瀬戸際を脱した宣言」と「またしばらく瀬戸際宣言」どっちを選択しても政府は文句を言われるんだろうし支持率気にしてかっこ悪い判断は辞めてもらいたいなー。


野党も批判ばっかしてないで、建設的な意見をして欲しいわ…国会見ていて、ぶっちゃけ歯がゆい。ウグイス嬢への支払すぎ的なネタは、検察に任せといたらええやん、ほんまー、しょーもない。もうええっちゅうねん。ほっとけ。


いずれにせよ、ウィルスで死を宣告されるのが早いか、ビジネスの停滞で死を宣告されるのが早いか、世の経営者への英断を促すため、国家としての英断に見えるタイミングと具体的な判断への見解を示してもらいたいと、ホンマに強く思う。


結果良ければすべてよし。勝てば官軍負ければ賊軍。しっかりとしたリーダーシップをたのんます、あべさん。


世界のリーダーになれる良きタイミングにも見えるしな。横浜市立大学の医学部も頑張ってるし、世界の中の日本をしっかり見せてこーよ。
ちなみに…いろいろな支援策を繰り出してもらうのはわかるが、法人税に加えて復興税が課せられる中、コロナ税などの増税は勘弁してもらいたい笑。


それにしても…こっきんさんが支援策を提供する企業の選別として、しっかり乗り切るBMをもっているのかどうか、イケてる経営者かどうか、本当にコロナが問題なのかは、見極め大事。できるかな、彼ら…VCのイケてるファンドマネージャーがDDに協力したほうがええんちゃうか?とも思う。


ま、この1-2週間が正念場でんな笑

かかってこいや、コロナかなんか知らんけどっ

コロコロ倒産なんて言葉だけは広がって欲しくない。

振り向け先のないこの気持ち、2011年の東日本大震災の時を思い出す。

2007年に創業し、自分自身はそうではなかったが、まわりから見れば甘々な気持ちでスタートした合弁事業は瞬く間に厳しい環境に追い込まれた。未熟な僕は見通しも甘く、2008年にはリーマンショックもあり、中小ベンチャー企業市場へも影響は少なくないとう事実も認識しきれなかった。

まぁあたりまえだよな…大企業でのぬくぬくとした環境のマーケティングしかわからないのだから、うまくいくわけがない。でもそのおかげでドンドン心が鍛えられたのも事実。2009年に株主が入る分不相応なビルに別れを告げたが、膨らむ赤字、弱いビジネスモデル…そんな僕についてきてくれたメンバーも抱える中、残高50万円まで追い詰められた。

それでも、未踏な事業を産み出す志に呼応したメンバーたちにより、多くのお客様に支えられ、まだまだ累損を抱えているものの、事業が上向きになった矢先、日本が大きく揺れた。小さな企業の経営はいたずらに揺れる振り子のようだった。

当時、外出はできたけど外資系企業、上場企業の方々を中心に東京から離脱し、大阪や福岡に行かれてしまったことも記憶に新しい。外国からの駐在員の方々はあっという間に日本から帰ってしまった笑。多くのミーティング、商談、そして受注がトンだ。

(外出も本当はだめだったんじゃないか…メルトダウンは早い時期に起こっていたみたいだし、東京にかなりの放射能が降り注いだって人も最近になってちらほら、いまとなっては誰もわからない)

しかし歩みを止めることは企業の死を意味し、メンバー全員の生活の死にもつながる。あきらめるわけにはいかない。

様々な雑音を振り払い歩き続けた結果、その年の決算も、その次の年の決算も大きい数字はないが、増収増益を実現。ビジネスモデルもどんどん改善し、新規採用も順調に進捗。新しい仲間にも恵まれて、ここまで続けてくることができた。

ようはコロナをはじめとする外的要因は、誰にでも起こるゲームのボスキャラ登場のイベントのようなもので、乗り越えることにより強くなる、つまりレベルがあがるチャンスとして捉えたほうが正しいし、なにより楽しい笑。

時差通勤もやる。
時短もやる。
マスクも用意する。高いけど涙
アルコール、次亜塩素酸も用意する。高いけど涙
その徹底も促す。必要に応じてリモートワークももちろん導入する。

何よりも大事なのは、ルールを決めて、お互いに迷惑がかからないようにやる。
営業ラインは、スカイプ等での商談、リモートで受注するしくみを用意する。
企画やサポートラインも会社の電話を使わず、事業を推進できるしくみを考える。
開発ラインは、双方のコミュニケーションが切れないようお互いよく会話する。

政治をはじめとする誰かのせいにして、自分の動きを止めることはいちばんダメ。なんとかしないといけないという気持ちが自分自身を救うし、なによりも人のためにもなる。会社は仲間の集まりであり、ぶっちゃけ経営のものでも、株主のものでもない。自分が大切にしなきゃならに飯のタネであることを忘れてはいけない。社長や役員は役割であり、絶対的なえらい人なんてありえない。

そして、その上で、絶対にあきらめない気持ちがもっとも大切。あの時、あの場所であきらめていたら、いまの自分はない。

批判よりも行動。
それが一番大事かなと僕は考えます。

ま、今回のボスキャラも、しっかり乗り越えましょ笑

英断。

これからの1、2週間が山場か…。

この環境はある意味戦争と同じやな。

なにが正しい情報で、どういう判断が人の命を守るのか。

国も、地方自治体も、企業や団体の組織長の考え方や適宜の的確な判断がかなり重要ですね…。

風説の流布と、風評被害で悩まされた東日本大震災とはわけが違う気もする。

企業活動に相反する判断が、将来の企業やそれを構成する社員を守ったり、逆にその判断が、企業の未来の目を摘む可能性もある。

オフピーク通勤はもちろんのこと、在宅勤務指示、出張禁止指示、マスク手配、手指消毒剤の確保もタイミングも含めて非常に重要。在宅勤務指示ができない中小企業、工場、飲食店など、在宅勤務が正しい判断とするような風潮も正直しんどい。

国家を守るためには、経済活動と人の命を守る。二兎を負わなければならない。いずれにせよ、安倍首相をトップとする各自治体のリーダーの英断と厳命が国を救うことは間違いない。

桜だの、失言だの騒いでいる野党も建設的に頭を使わないと、今年の桜を見れないぞ。まじで。

3社合同の初詣

年明けにみんなで恒例の恵比寿神社へ初詣。

愉快なメンバー集結にて、面白い1年になりそうです。

今年もどうぞ、うちのメンバーのことも宜しくお願いします 🙂

あけましておめでとうございます。

明日は四半期のはじめ。大切な節目のためにいろいろと準備中。
そんな中、盟友佐藤と日吉のカフェで笑、リクルートの強さを組織作りとしたときに、どこにカギがあるのかをいろいろと議論していたのですが、大沢武志さんのご本にもあるリーダーシップ以外になるほどに気づきました。
1つ目は褒めるしくみづくりのうまさ。
中途入社2年目で組織内での最高評価を頂いたとき、F通時代の残業150時間で年収630万円がアッパーだった僕(それでも一番出世)が、200万円近くのボーナス上乗せをもらったとき「なんじゃこれは!!」と思ったことは記憶に新しい…。
新卒歓迎の垂れ幕や、達成した営業担当へのくす玉、MVPやら新人賞やら、週刊リクルートっていう新聞やら、達成速報的な館内放送まで…野球か!って言いたくなるくらいのとにかく褒める制度の多さにかなりびっくりした。
F通、なーんもない。モミはSだけど、今回はAで我慢して。年上だけど君と同じ評価レンジの先輩には家族がいて、モミにはいないから我慢してな…って言われたことは忘れない。
なんといっても有名なGIB(ギブ)旅行は、GIVEにかけてGoal In Bonusの略で、達成した組織がこれまた無駄に海外にいってどんちゃん騒ぎ笑、本当に徹底しているところが凄い。

2つ目は組織に属していることへの感動と名誉の享受。
なんせ、キックオフと呼ばれる拡販会議を銘打った組織的な飲み会…そこでの映像を使ったオープニングやらエンディング、爆音とともに現れる芸能人…ある意味ネットワークビジネスを超える徹底した演出は本当に凄かった。
年度末における対象のCM投下は社内のメンバーを鼓舞するためにしているのではないか?と誤解するくらい。かかわる人の家族も含めて誇りを用意するところが凄いよな…CM投下だけではなく、組織長を事業部長といわず、編集長という名の事業責任者の設置…ホットペッパーの版元長というネーミングセンスは、本当に秀逸。
褒めるしくみづくりとも似ているけど、いつでも辞めれるけど、いままここが楽しいから、いまここで動かせるビジネスが素敵だからと思える感動と名誉の享受はとても重要なファクターだなと。

3つ目は突き抜けるプロダクトづくり。
競合調査はもちろんのこと、3Cで重要なカスタマーに加えて4Cじゃないの?っていうくらいクライアントへの調査も凄い。
なによりも、その事業に関わる全員が現状に満足していない。課題を見つけて、それを自らハードルにして超えることが事業を成長させる原動力なのだが、それを楽しむというか、ふとした瞬間にメンバー同士で議論が始まり、アイデアが生まれたら、上司に相談せずまず自分で企画書を起こして、周りに聞いて、ある程度まとまったら実施前提で会議にかける。そのスピード感は、どの企業よりも優れていると感じたなー。
トップダウンしかスピードがあがらない当たり前の組織が散見される中で、ボトムアップ以外スピードがあがらない課題意識の醸成力が突き抜けたプロダクトづくりにつながるんだと思う。つまりは前述の褒める文化がそのメンバーを育て自走させるんだろうな。すごいな、本当に。
だって商品は企画側ではなく、営業側、つまりお客様の生声を聞いている営業側が作る、これ鉄則だしな。なんなら客先で商品つくっちゃう笑。

4つ目はしくみづくり。
3つ目までは、ベンチャーだったら意外とできていたりするんだけど、たいていは社長の号令やら、突き抜けて声がでかい人がいたらその人の人間力だけでなんとかできているだけだったりする。その人が死んじゃったら終わるけどね…笑。
でもリクルートは人が変わっても、事業部が変わっても、BMの絵と徹底されたKPIとKGI設計で仕組みになっている。あの絵を描く能力となんでも数値化するところは本当に凄いなと。
懐かしい話だけど、NDってなんの略か聞いたときびっくりした。紙の時代の言葉だけど「ノーダイヤル」の略で、掲載した広告からの問い合わせがなかった時のクライアント件数やら広告枠の件数で、それを数値化することにより、継続率や売上の因果関係に影響しているかどうかやら、メディアの設計方法の変更に確実に反映していく。
アナログなことだから、データ化って必要ないよねって思いがちだけど、どんなことでも数字にすることによって、徹底して収益性と連動管理するそのスタンスは、本当に凄い。
自分たちが組織を作っていくうえで、この4つを参考に強くしていきたいのだが、果たして僕なんかでできるのかな?笑
ま、やってみようと思う年初前夜でした笑。

今年もありがとうございました!

今日で仕事納め。

今日はグループメンバー全員での最終営業の追いかけ、大掃除、納会&忘年会でした。

みんなでふぐ。
店員さんがいっぱいいっぱいでかなり雑な扱いだったが、まそれもいとおかし。

Surpriseになったかどうかはわからないけど、最後に僕から各メンバーへ、来年に大事にしてもらいたいと思っている激励文とそれを一文字で表したカッコいい漢字の入った額を、カレンダーとお年賀(まめなことが、ビジネスには一番必要ということで、麻布十番豆源の豆菓子)をセットで手渡ししました。

熱い気持ち、伝わればいいのですが。

みなさんはどんな漢字が好きですかね??
籾倉は法輪寺の十三参りでも書いた「優」という文字。
すぐれているとも、やさしいとも読めますよね。

優しいとは、優れているということ。
優れているからこそ、人に優しくなれる。

そんな2020年でありたいなと、改めて思います。

今年もありがとうございました。
来年もどうぞ宜しくお願いします<m(__)m>

それでは、皆様よいお年をお迎えください。

GAFAと日本企業の差は、遅れではない。

大手企業とベンチャーもしくは中小企業が接点を持ち、ビジネスをスタートさせるためには、信用力の担保と支払いサイトという金銭面の価値観を合わせることが必要。

しかしながら大手企業側から相手を見定めるのが特に難しい。信用力の担保には、未来という可能性を含めた企業や経営者、その企業にあるアイデアや技術力を見抜く力がないのを棚に上げ、帝国データバンクをはじめとする評価機関、ほとんど出てこない第三者評価、お決まりになっている3年分の決算書で判断しようとする。共通して言えるのは過去の評判ばかり。

オープンイノベーションが叫ばれて久しいが、まだまだ事業提携、資本提携の事例はまだまだ少ない。しかも連鎖反応的に一部の領域や企業に偏っているようにも思える。

プロスポーツのように未来への投資には何万年にも匹敵する地層になってしまうような失敗の積み重ねが必要なのに、古い慣習に基づいた老朽化した石橋を叩いてしまって、あげく割ってしまう。

かといって、鶴と言われる盲目な幹部層が患部になっているのを気づかず、無理に進めてしまうと、うまくいかないことも多い。

リクルートという企業が、新規事業をあれだけたくさん量産できるのはなぜだろう?と思い返してみた。

企業の中で、ちゃんとRINGというJリーグ制度が確立されているのも大きいな。ただのビジネスプランコンテストに見えるが、そうじゃない。そうみんなでリベートして、関わると決めたみんなが一緒に時間とお金というリスクをとる。

そう考えると、徹底した当事者意識以外に成功するという道はないと強く感じる。

できない、まだできていないのはなぜか?を説明する言い訳や、できているように見せる無駄な忖度が、組織や事業を失敗にいざなう。

この人間、そのチームと、たくさんの会話を重ね、これだったうまくいく、じゃなくて、自分が責任をもってうまくいかせることができるという見極めができる担当者や幹部がいる大手企業のオープンイノベーションは成功できるのではないだろうか。企業のオープンイノベーションを受託する企業へ、イベントの運営を外だししているようではだめかもな。

GAFAと日本企業の差は、遅れではない。中にいる人の質、つまり挑戦や未来を作ることが楽しいと思う人がいるかどうか、年収や出世、ポジションは結果であって目指すものではないと思う気概をもっているかどうか、組織の圧力に屈せず、大きな声をだせるかどうか、もし忖度が必要なのであれば、魂を売るのではなく、言い方を吟味してうまくすすめることができるかどうか、そんな人に出会いたいし、育てたいなと最近思います。

情報と知識は違う

うちの若者たちと話していて、思うこと。
情報と知識は違いにもっと気づいてもらわないといけない。

お客さんや同僚、先輩上司、テレビや新聞から入ったものはただの情報であって知識ではないってあまりわかってくれてない。

知識とは、その情報をしっかり読み取り、自分の中で理解という気づきをともなった意見をもってこそ、知識になる。

その知識に基づく会話の重さは、言霊となり、架電や商談での声のトーンや間合いに反映され、信頼される人の言葉運びに変わる。

新聞や書籍を見ているだけではだめ、新聞社や出版社、記者や作家の視座になれてこそ、本物の知識に変わることを忘れないでもらおうと強く思う。

アポを下さって、時間をさいてもらっているのに、自分の人間力、つまりは知識不足でお客様の心をつかめなかったことを、簡単にアポミスってかたずけさせないよう、育てたいなと。

あたりまえではありますが、大切なことですよね。相手の時間は有限であり、無駄はあってはならないと。

さ、自分もべんきょ、べんきょ笑

知識や経験の器を大きくすることが、営業の原点

B2Bの営業で、往年のリクルートの営業マンにかなう人々にはなかなか出会わないなぁ。とはいえ、最近はサイバーやら楽天の出身者でスゲー人もいますね。

彼らにとって、どんなでかい会社、老舗の会社、有名な社長であっても関係ない。

「社長、今日、時間あります?ちょっとお会いしてお茶でもしたいなーと。近況報告しあいましょう―よ、おもしろいネタも仕入れたので」

なんて時間をとる人もいれば…無理難題をふっかけるお客さんに対して…

「むちゃいいますねー、でもそれ面白いですね。もっとお話ししましょーよ。え?これ仕事になったら手伝えたりします?」

なんて、クレーム交じりの環境から仕事に変えていくそのコミュニケーション能力。

本当に半端ないと度肝抜かれるなぁ。

中途でリクルートに入り、退職してからもう10年以上だけど、あの独特の人懐っこさと、分け隔てなくどんな人とも会話できる度量の大きさは、文句なしに凄い。

え?この環境から仕事が産まれるの?

ってのが本当の営業力なんだろうなぁ。江副さんの自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよって、社訓というより、ロールモデルになりうる創業時をひっぱった営業マンたちを表現したものだったりするのかな。

どんなシチュエーションでも、その人のお役に立つことが仕事に変わる。話すだけでも、役に立つ、営業されるかもだけど会いたいな、話したいなと思ってもらう知識や経験の器を大きくすることが、営業の原点だなと、反省して精進しないといけないと思います。