3社合同の初詣

年明けにみんなで恒例の恵比寿神社へ初詣。

愉快なメンバー集結にて、面白い1年になりそうです。

今年もどうぞ、うちのメンバーのことも宜しくお願いします 🙂

あけましておめでとうございます。

明日は四半期のはじめ。大切な節目のためにいろいろと準備中。
そんな中、盟友佐藤と日吉のカフェで笑、リクルートの強さを組織作りとしたときに、どこにカギがあるのかをいろいろと議論していたのですが、大沢武志さんのご本にもあるリーダーシップ以外になるほどに気づきました。
1つ目は褒めるしくみづくりのうまさ。
中途入社2年目で組織内での最高評価を頂いたとき、F通時代の残業150時間で年収630万円がアッパーだった僕(それでも一番出世)が、200万円近くのボーナス上乗せをもらったとき「なんじゃこれは!!」と思ったことは記憶に新しい…。
新卒歓迎の垂れ幕や、達成した営業担当へのくす玉、MVPやら新人賞やら、週刊リクルートっていう新聞やら、達成速報的な館内放送まで…野球か!って言いたくなるくらいのとにかく褒める制度の多さにかなりびっくりした。
F通、なーんもない。モミはSだけど、今回はAで我慢して。年上だけど君と同じ評価レンジの先輩には家族がいて、モミにはいないから我慢してな…って言われたことは忘れない。
なんといっても有名なGIB(ギブ)旅行は、GIVEにかけてGoal In Bonusの略で、達成した組織がこれまた無駄に海外にいってどんちゃん騒ぎ笑、本当に徹底しているところが凄い。

2つ目は組織に属していることへの感動と名誉の享受。
なんせ、キックオフと呼ばれる拡販会議を銘打った組織的な飲み会…そこでの映像を使ったオープニングやらエンディング、爆音とともに現れる芸能人…ある意味ネットワークビジネスを超える徹底した演出は本当に凄かった。
年度末における対象のCM投下は社内のメンバーを鼓舞するためにしているのではないか?と誤解するくらい。かかわる人の家族も含めて誇りを用意するところが凄いよな…CM投下だけではなく、組織長を事業部長といわず、編集長という名の事業責任者の設置…ホットペッパーの版元長というネーミングセンスは、本当に秀逸。
褒めるしくみづくりとも似ているけど、いつでも辞めれるけど、いままここが楽しいから、いまここで動かせるビジネスが素敵だからと思える感動と名誉の享受はとても重要なファクターだなと。

3つ目は突き抜けるプロダクトづくり。
競合調査はもちろんのこと、3Cで重要なカスタマーに加えて4Cじゃないの?っていうくらいクライアントへの調査も凄い。
なによりも、その事業に関わる全員が現状に満足していない。課題を見つけて、それを自らハードルにして超えることが事業を成長させる原動力なのだが、それを楽しむというか、ふとした瞬間にメンバー同士で議論が始まり、アイデアが生まれたら、上司に相談せずまず自分で企画書を起こして、周りに聞いて、ある程度まとまったら実施前提で会議にかける。そのスピード感は、どの企業よりも優れていると感じたなー。
トップダウンしかスピードがあがらない当たり前の組織が散見される中で、ボトムアップ以外スピードがあがらない課題意識の醸成力が突き抜けたプロダクトづくりにつながるんだと思う。つまりは前述の褒める文化がそのメンバーを育て自走させるんだろうな。すごいな、本当に。
だって商品は企画側ではなく、営業側、つまりお客様の生声を聞いている営業側が作る、これ鉄則だしな。なんなら客先で商品つくっちゃう笑。

4つ目はしくみづくり。
3つ目までは、ベンチャーだったら意外とできていたりするんだけど、たいていは社長の号令やら、突き抜けて声がでかい人がいたらその人の人間力だけでなんとかできているだけだったりする。その人が死んじゃったら終わるけどね…笑。
でもリクルートは人が変わっても、事業部が変わっても、BMの絵と徹底されたKPIとKGI設計で仕組みになっている。あの絵を描く能力となんでも数値化するところは本当に凄いなと。
懐かしい話だけど、NDってなんの略か聞いたときびっくりした。紙の時代の言葉だけど「ノーダイヤル」の略で、掲載した広告からの問い合わせがなかった時のクライアント件数やら広告枠の件数で、それを数値化することにより、継続率や売上の因果関係に影響しているかどうかやら、メディアの設計方法の変更に確実に反映していく。
アナログなことだから、データ化って必要ないよねって思いがちだけど、どんなことでも数字にすることによって、徹底して収益性と連動管理するそのスタンスは、本当に凄い。
自分たちが組織を作っていくうえで、この4つを参考に強くしていきたいのだが、果たして僕なんかでできるのかな?笑
ま、やってみようと思う年初前夜でした笑。