【関羽に学ぶ】忠義とは、約束を守ること。商売の基本

横浜関帝廟

三国志時代の名将「関羽雲長」を祭る「お寺」です。 関羽さんは素晴らしい逸材で、かなり有名な方です。僕自身、物語の中で一番大好きな武将です。とにかく言うこと成すことすべてがかっこいい 🙂

「我ら天に誓、我ら生まれた日は違えども、死すときは同じ日同じ時を願わん」

この言葉がもっとも有名ですが、ベンチャー企業を経営する中でもっとも大事なスタンスだと思います。ここまで覚悟して仕事をする「力」が大事。本当に心から尊敬できる方ですね!
この横浜関帝廟。その昔、横浜に中国からの華僑のみなさんが移り住む中、関羽の忠義なスタンスは、日本人を相手に商売を行う彼らからの「商売人としての信用のシンボル」として横浜にも建立されるにいたったようです。130年も前の話ですが、そのころの華僑の方々は、まさに「ベンチャー魂」たっぷりだったのでしょうね。 こころが温かくなりました。 🙂

【紙の規格】A判とB判の違いに迫る。ちょっと大げさ?

紙のA,Bって意味
「A判」と呼ばれているものはドイツから輸入された「国際規格」で、「B判」と呼ばれているのは江戸時代からの「日本独自」の規格なんですって。ご存知でした?

A0B0

「A1判」が「A0判(841×1189mm)」を横半分に一回裁断したもの(A1判=594×841mm)となり、いつも使う「A4判」は横半分に順次4回裁断したもの(A4判=210×297mm)、「A5判」は横半分に順次5回裁断したもの(A5判=148×210mm)というこ とになります。この考え方がA10まで続きます。
ちなみに、「A判」「B判」どちらのサイズも短辺:長辺=1:√2の比率になっています。なるほどの知識ですね。
ネクスゲートで印刷物の見積取得されるときにぜひ参考にしてみてください。

【山本五十六】籾倉が偉人語録で一番大好きな言葉。

山本五十六

僕自身が純粋に尊敬している先輩日本人のひとりです。
経営者やマネジャーにとって必要なスタンスが、語録の中に非常にあらわれており、山本元帥が多くの人から慕われていたことが容易に想像できます。

「やってみせ 言って聞かせて させて見せ ほめてやらねば 人は動かじ」

はもっとも有名な語録ですが、さらに好きな語録は…

「苦しいこともあるだろう 言い度いこともあるだろう 不満なこともあるだろ う 腹の立つこともあるだろう 泣き度いこともあるだろう これらをじっとこらえてゆくのが 男の修行である」

のほうです。感動の一言に尽きますね。
男性だけではなく、ぜひ働く女性にも心がけてもらえるとうれしいスタンスなんですよね。文句や不平不満を言うことは簡単です。しかし、それをグッと堪えて結果を出し続ける人の出世が早いことが多いのも多くの企業での事実。己の目標への過程として、与えられた環境をどれだけ楽しみ、そして周囲との調和を図りながら進んでゆくことがとても大切だと思います。
ちなみに、意見は◎だと思います。文句と建設的な意見の違いを知ることがとても大事です。それを、はき違えている若者がどんどん多くなっているのが昨今気になっています。
山本元帥、僕も現世の日本人としてがんばりますね 🙂

【三国志】ライバルがあってこその市場成長。Fair&Win-Win

三国志
三国志
小学生に時に父親に与えてもらって、いまでの私の人生の、そして経営のバイブルです。水滸伝や項羽と劉邦などもとても大切にしている物語ですが、そういった歴史書の中でももっとも「ビジネス兵法」としてためになります。
なにしろそこに登場する人物の数たるや、僕の勘ですが1,500人はゆうに超えていると思います。どんな風貌でどんな人生観をもっている人だったかの描写が絶妙で、実際にビジネスの現場で「読み」が必要なときに本当に役に立っています。

実際の相手も、三国志の武将とよく似た行動をするんですよ。 😛

社員とのコミュニケーションだけではなく、お客様とのお仕事でも役に立つので重宝してます。
それに加え「三国」をはじめとするライバル同士が「志」をもとに切磋琢磨し、国力(企業力)を磨き、そして国併合(統廃合)されていく様は、現代においても環境整備(市場成長)のために非常に重要であることがわかります。
弊社にもライバルとして一緒に市場を大きくしてまいりたい企業様、協力関係(同盟)を組んで企業力(国力)を高めたい企業様がいらっしゃいます。今後とも、BtoB市場成長のために

Fair&Win-Winな関係 🙂

にて、末長く何卒宜しくお願い致します。

【失敗・困難・多難・災難】自分が原因?それとも他が原因?

失敗・困難・多難・災難。
誰もに起こることですよね。でもそれを「自分が原因だ」と思うか、それとも「他が原因だ」とするのかによって、人の成長は大きく影響を受けます。
そんなに難しく考えるのではなく、

「常に、失敗を楽しめるかどうかが大事」

だと思います。
誰もがスーパーマンじゃないですし、プライベートの問題でモメタあとの仕事は楽しくないですし、仕事でモメタあとのプライベートも面白くないですよね?あたりまえです。 🙂
人には、必ず波があります。失敗が楽しめない時は必ずきます。
でもその波を一緒に乗り切る「仲間」がいるかどうかがカギです。普段なら、そんなことを言わない人が「あいつがいるからダメだ。」といっているときに「そんなことないぞ、普段の君らしくないぞ。しっかりしろ」と言ってくれる仲間、逆に言うとそういうことが進言できる仲間をもつことを僕は大事にしています。

怒ってるくれる仲間は大事ですよ。

そして…。
「失敗」と「あきらめる」ことは違います。決して終わりではありません。成功するまでやり続ける事が次への道を作り、道を究めることができると思います。
月曜日からもガッツリがんばりましょう! 🙂

【なるほど】カリスマって、実はまわりが決めるものかも。

カリスマ
人を引き付ける魅力、人を納得させる魅力、人を導く魅力、人を○○する力…。
いろいろありますが、見た目?言葉?声?雰囲気?どれも納得できないのが正直なところです。
ですが、その中でもひとつだけ納得感があるものがあります。

本当に凄い人は、謙虚。この瞬間に「カリスマ」を感じます。

今年の3月10日、早稲田大学で「京セラの稲盛さん」をお招きしたイベントを開催したのですが、あのすごい方が講演が終わった後、私に合掌され「ありがとうございました」とおっしゃられたのが記憶に新しいです。これがカリスマなのかも…。
もうちょっと考えを深めると、カリスマを感じるよりもその人の近くにいて「多くを学びたいと」いう好奇心をかきたてられますね。 これがカリスマの「ミソ」かとちょっと思ってきました。すんません、まとめながらで、理論にはなってません 🙁
心理学者の「サリバン(米)」が定義したものなのですが、彼はフロイト理論とは別に「性格はその人のまわりの人が決めるものである」といっています。つまり、カリスマもその人ではなく、その人のまわりの人がそのカリスマがある人を表わすときに使う言葉なのかもしれません。カリスマのある人は「おれ、カリスマあるだろ?」とは言わないですしね 😛

「カリスマのある人になりたい」と思ってなるのではなく、常に謙虚に無知を恥じ、常に成長を求め続けること。これがカリスマの源泉だと思います。たぶん…。

管理職と呼ばれる「マネジャー」「チーフ」「リーダー」「部長」「課長」「係長」「主任」。たくさんありますが、その立場に気負い過ぎたり、鼻に懸けたりせず「チームをまとめるキャプテン」として「楽しく、そしてストイックに」取り組む姿勢の人が慕われますよね?
そこに籾倉が考える答えがあります。イケてる管理職は会社が決めるものだけではなく、他の社内のメンバーが決めるからこそ、慕われる人がきまってくるのだと思います。やはりカリスマはまわりがきめるものなんですね。

【驚愕の事実】24位まで下落。日本の国際競争力

日本の国際競争力。
なんと24位(2007年調査)。この調査はIMDが出している全世界でもっとも有名な拠出データです。
経済状況22位、ビジネスの効率性27位、政治の効率性34位(ひどいです…)、と厳しい結果。三菱総研のコメントにもありますが「しくみづくり」がもっとも大事ということが言えますね。
僕としては、政府に対してそのしくみづくりを要望していくのは国民の一人してお願いしていきたいと思いますが、ネクスゲートのようなベンチャー企業を支える「民間の手によるしくみづくり」の強化も大事だと強く感じるデータですね。
関西人との前に(笑)、日本人な籾倉ですので、「あおいくま」で頑張ります!みなさんもご一緒に!

【リクルートで学んだⅤ】利益を出す極意、コストダウンポイント7連発

コストダウン
当たり前ですが、利益を出すには「売上をあげるか」「コストダウン」しかありません。しかし明確な発注部門の企業戦略がない中、複数社から見積もりを取得してもコストは下がりません。「負けてください。値引いてください。」と関西風で交渉するのもありですが、発注者としての企業努力がないと「言い値」の域は脱することは厳しいでしょう。:-)
そこで、共通して大事なことは7つです。

1.「先入観を捨てる」こと。勝手な相場観と食わず嫌いは発注の敵
2.発注者自身の企業理念、発注の「趣旨を説く」こと
3.吟味に吟味を重ねた「オリエンテーション(明確化と数値化)」
4.発注業務に合わせた相見積を取得する「的確な企業数」の設定
5.信頼できる企業に加え「信頼できる担当者」を選択
6.発注後の「工程管理の徹底」。結局コストが高くならないように
7.人間関係を考慮しすぎない。「常にビジネスライク」に、縁故を断絶

以上です。特に、先入観を捨てることと常にビジネスライクでいることが大切です。これが私がリクルート時代に億単位でコストダウンを図ったときの視点です。当時、この功績により間接・管理部門としてはめずらしく、最高評価をいただきました。 😛
みなさんも、見積取得をカギに利益をしっかり確保しましょう!

【実話の映画Ⅳ】そこから学べる不屈の精神。ドリームガールズ

ドリームガールズ
オペラ座の怪人シカゴに出会ったとき以上に感動し、その完成度に驚いた映画です。
黒人女性グループThe Supremesの実話をベース描かれたフィクション。このグループの本当のメンバーは、あのダイアナロス(ディーナ)と、メアリー(ローレル)とフローレンス(エフィ。彼女は若くしてすでに他界)、なんですよね。びっくり!
メアリーの自伝「Dreamgirl & Supreme Faith: My Life As a Supreme」を元に構成されたストーリーの完成度は、未曽有の出来栄えです。何度そのDVDを見た事やら…その数100回以上。明らかに、見すぎです。社員のほりちゃんには、はまりすぎと指摘されてしまいました。 😛
起業家役のジェイミー・フォックス、 歌唱力・演技力豊かなエディ―・マーフィー、美しすぎるビヨンセ・ノウルズ。豪華メンバーにも恵まれてアカデミー賞6本も受賞した名声度も高い映画なんですが、その映画自体の話だけでなく、アカデミー賞の助演女優賞をフローレンス役を熱演して受賞した、ジェニファー・ハドソンの生き様が勉強になります。
アメリカンアイドルというテレビ番組。たまたま見ていたのですが、そこで審査員に「君は力不足だ。商売を変えたほうがいい」とまで言われたことにたいし、彼女は「決して諦めません」と言ってのけ、そのあとに行われた「ドリームガールズ」のオーディションにて、見事「エフィ・ホワイト役」をつかみ取ったのです。あの審査員は、彼女の本当の力を知っていて、激としてあの罵声を浴びせたとしたら凄い人ですね。
ビヨンセが中心に描かれる映画の中、ジェニファーは演技力・歌唱力も数段上回り、栄えあるオスカーの舞台で次なるステップの約束を得たすごい女性です。文句なしで、かっこいい!

にげない、めげない、あきらめない

弊社の理念にもありますが、成功は成功するまで続けるから成功する。これにつきますね。
ある日、友人と食事した時にその友人の会社の社長が「蒼い熊」が大事だと日々おっしゃるそうです。

あ:諦めない
お:落ち込まない
い:威張らない ← まちがってるかも(汗) 🙂
く:腐らない
ま:負けない

これに、直近戦略・未来戦略、そして巧妙な戦術があれば会社は強くなるでしょうね。人心を掌握できる力強いスローガンと現場に配慮した戦略と戦術。 管理職にも経営者にも、そして現場のリーダーにも必要なものです。
僕もジェニファーに学んでがんばりますっ 😛

【実話の映画Ⅲ】そこから学べる不屈の精神。プラダを着た悪魔

プラダを着た悪魔
まさに「ザ・秘書」の映画です。 😛
この映画、 実在の女性編集長とそのメンバー、特に秘書との攻防をベースに描かれたフィクションですが、よく実状を描けているいい作品だと思います。 敏腕編集長の元で、様々な疑問と納得の折り重なるミルクレープのような出来事の連続。ひとつひとつ成長する秘書の姿を追っかけています。
まじそんなことするの?普通ないでしょ?って思う人がいるかもしれないエピソード満載ですが、それ以上に凄いことが秘書には待ち受けています 🙂
僕は仕事がら、起業家/経営者の秘書さんとお仕事をすることが多かったのですが、「秘書名刺」を数えたら、その数ざっと約200名以上。我ながらびっくりです。

ひたむきに、まえむきに、そつなく、絶妙に、そして出しゃばらない

誰よりもボスをしり、ボスのすべてを支える存在ですよね。その献身的な姿は本当にすごいと思います。時にはオフィシャルなリフティング(支え)だけではなく、プライベートのリフティング(支え)も実現するその力は、圧巻です。
秘書といえば、女性を思い浮かべることが多いですが、男性秘書も見逃せません。女性秘書の気配り、目配り、心配り(By ネクシィーズ 近藤太巳香社長語録)に加え「魁る男気」がある分、また違った活躍をされている方が多いですね。
芸人は、先輩の身の回りの世話をする付き人からはじまりますよね。そう考えると、自分のキャリアを振り返ったとき、秘書という時間も組み込まれているのもアリと思いますね。 社会人としての基本的な考え方や、経営に必要な経験を深めるには、秘書というポジションが絶好の学び舎と言っても過言ではないでしょう。大学の4年間よりも濃密な時間であることは間違いないですな!
「実録。ザ・セクレタリー」って本を出版したくなってきた… 😛