起業家精神と広告企画って似てる

Entrepreneur Ship(起業家精神)の定義。

アントレプレナーシップとは、実際に何もないところから価値を創造する過程である。
言い換えれば、起業機会を創り出すか、適切に捕らえ、資源の有無の遺憾に関わらずこれを追求するプロセスである。又、価値と利益を定義・創造し、個人、グループ、組織及び会社に分配する。
アントレプレナーシップにおいて、短期間に一攫千金を狙うようなアプローチは極めてまれである。むしろ、それは長期的な価値の創造と継続的なキャッシューフローの形成である。
アントレプレナーシップは、本質的に人間の創造的プロセスである。アントレプレナーシップは確固たるビジョンを確立し、迸る情熱、コミットメント、動機づけを持って、パートナー、顧客、取引先、従業員、資金の供給者などの利害関係者にそのビジョンを納得させるものである。
又、個人的、経済的にも計算されたリスクを負い、そのリスクを極小化すべく最大限の努力を惜しまない。
補完的能力を備えた経営チームを編成し、第三者には混沌矛盾、混沌としか見えない起業機会を察知し、必ずしも自分が所有するとは限らない経営資源を利用して、自らが信じる起業機会を追求する。
そして、重要なことは、その成長段階で最も重要な時期に資金繰りに失敗することのないように細心の注意を払うことである。

故ジェフリー・A・ティモンズ(元米国バブソン大学※名誉教授)の言葉です。また、アイデアだけではいけない旨をこのように定義しています。

アイデアは必ずしも起業機会ではない
起業機会は、アントレプレナーシップの起爆剤である。
アイデアと起業機会は同一ではない。アイデアは起業機会の出発点であり核である。起業機会とは、高付加価値の製品やサービスを顧客やエンドユーザーに提供する行為に基づく、高付加価値創造のプロセスである。

状況の変化、矛盾、混沌、競争的行為のタイムラグ、情報のギャップ、その他様々な真空状態の存在を起業家が適切に認識し、事業化するより、初めて機会が生まれる。そして、継続的な高マージン率、高利益率を伴った起業機会が基盤となって、初めて新規ベンチャー事業が成功する。
従って、ベンチャー成功への挑戦課題は、矛盾したデータ、兆候、市場の雑然とした狂騒や混沌に埋もれた起業機会を発掘することである。市場が知識や情報のギャップ、非対称、矛盾等の理由からみ完成であれば、起業機会はより豊富である。タイミングが早すぎる、遅すぎる、或はその存在さえ気づかれていない状況下で、有能な起業家のみが絶大な起業機会を認識し、事業化することができる。

なるほど、これってアイデアベースのイケてない広告提案に対して、問題定義されている感じがします(苦笑)。
広告企画って、ある意味経営に直結してるんですよね。そのマーケティング理論がイケてないと、戦略全体が狂う。枠だけをROIベースで買ってもらうような、営業マンにはなりたくない、そうやって僕もネクスゲートを拡大してきました。
さっきの言葉、こう置き換えるとどうですか?

マーケティング成功への挑戦課題は、矛盾したデータ、兆候、市場の雑然とした狂騒や混沌に埋もれたマーケティングチャンスを発掘することである。市場が知識や情報の ギャップ、非対称、矛盾等の理由からみて完成であれば、マーケティングチャンスはより豊富である。タイミングが早すぎる、遅すぎる、或はその存在さえ気づかれていない状況下で、有能なマーケッターのみが絶大なマーケティングチャンスを認識し、マーケティングを成功させることができる。

なるほどでしょ?さぁ、こっからです。広告代理店、マーケッター、広告主、担当者のみなさん、 一緒に世の中変えてきましょうよ!!

勉強の大切さ

社会人になってからの勉強も、とっても大事です。
吉尾
昨日もうちの吉尾取締役が有志を集めて、

広告業界の基本

についての勉強会を実施。わかっているようで、あまり相場観とかわかっていないこのテーマ、いいすねー 🙂
弊社は、社内勉強会文化を大切にしています。うちの芳賀くんが段取り役です。
吉尾
大阪からもTV会議を使って参加。今回もとっても有意義な会だったようで、良かったです。時々、社外の方を招いて実施する場合もあり、それぞれに魅力があるようです。永続的に、ずーーーっと続けてほしいと思います。
成果としては、知識の海の上で成り立つ企画と、聞きかじって紡ぎ合わせた土台の上に成り立つ企画とでは、Qualityが全然違いますからねー。セコムしてますか?にあやかって…

あなた、勉強してますか?

って言われないように、日々努力、日々成長ですね。現場で学ぶことも大事ですが、こういった座学で本質を学ぶ事を怠らない組織体でありたいと思います。

人脈と心脈の違い。

僕、交流会とか超苦手なんですよね(笑)なんか、わかるでしょ?
でも、イベントを仕切る側は大好きです。これもわかるでしょ?
友人の結婚式や、二次会の幹事、出版記念パーティーなどの司会や幹事を頼まれることも多いのですが、 その開かれた会自体に行くことは基本的に拒みはしませんが、出来る限り避けたいってのが本音です(笑)。
それでも毎年毎年、交流を持たせて頂く方々の数は、数千を超えます。 これもありがたいことです。でも交流会での名刺交換程度では、人脈とはいいません。ましてや、社長や幹部の名刺を持たれているからといって、これもイケてる人脈ともいいません。
じゃあ、人脈って何?って話ですが、これは僕の長年の理論ですが、

・信頼できる友人からの紹介
・初対面にもかかわらず、相手の考え方に共感できるかどうか

この二つをフィルターとして仲良くなる方法を大事にしています。これを籾倉的には、人脈と言わず…

心脈

と区別し、心を通わす努力をしております。もちろん、その時には金銭関係は必要なく、純粋に年上の先輩の方でも

 友人関係

の構築に努めます。人として誠実に接し、楽しい関係になることがもっとも大事。そして結果的に、その方からお客様をご紹介頂いたり、その方自身ともビジネスに繋がることもある。このあたりのバランスを崩すと最低。
よく交流会で名刺交換しただけで、ガッツリ営業メールを送ってこられるコンサルタントの方などもいらっしゃいますが、あんまり良い気持ちになりませんよね…
とはいえ、結果的に

金脈

になれば、それも嬉しいですよね(笑)まずは誠実に仲良くなることからはじめるべきですね。自戒の念を込めて、バランスをしっかり大事にしたいと思います。

ホンモノのHospitality。ウェスティン東京

先日、ウェスティン東京に久々に顔を出しました。
龍天門
ここの龍天門が大好きなんですよねー。特に

坦々麺

が最高なんです。本当に。スープも麺も、その風味がとても最高です。巷のラーメン店では味わえない逸品です。
坦々麺
実は、この坦々麺。裏メニューで通常のメニューには載ってないですが、みなさんも是非一度食べてみて下さい。めっちゃうまいので★
それにしてもウェスティンホテルのホスピタリティーには本当にいつもいつも感動を覚えます。特に飲み物のおかわりの時が凄い。

すみません、このおかわりを下さい。

っていうと、テーブル担当は、その飲み物を覚えていて、

◎◎◎ですね。かしこまりました。

って言って追加オーダーを持ち帰る。ふつうは、覚えてないので、

 かしこまりました。

って言って裏でチェックする。そういうさりげないところが、それが凄い。そういう「あうん」のホスピタリティーを弊社でも実現していきたいと思います。

ホスピタリティーマーケティング

でGO!

広告出稿担当に告ぐ。プライドを持て!

経営者的には、本来、広告とは売上を上げるために絶対に必要なものという視点を持っています。
でももちろん利益を生み出すためには、あまりやりたくない経費の一つでもあります。だからといって、やらないというわけにはいかない。

広告出稿担当たるもの、出稿するリスクを考えるのではなく、出稿しないで売上が落ちるリスクを鑑み、しっかりとマーケティング理論を学び、己のセオリーを見つけ、リスクを取って広告展開を実施すべき。

ましてや、媒体社や広告代理店にリスクを強いるのは愚の骨頂だと思うんですよね。
ネット広告の世界で、効果測定が明確であるという事にも起因して、非常にコストコンシャスになりすぎた広告出稿主が、結果的に売上がシュリンクし、倒産するのを多く見てきました。
今月号の宣伝会議でも高広さんが述べてらっしゃいますが、新しい価値提供を展開し、世の中への話題づくりを醸し出し、ネット広告や自社サイトをうまく作り、刈り取っていく手法を編み出すことが大切だと思います。
ツイッターやフェースブックの台頭で、本質的なクロスメディアの時代が到来した2010年。主も代理店もマーケッターとしての能力が試されていると思います。
プライドを持った、広告主に会える事が僕の楽しみです。頭脳と頭脳のぶつかりほど、セクシーなものはありません(笑)

評価。

プロ意識の低い人ほど、

自分の頑張っている姿を評価して欲しい

って言っていることが多い。

見てる人は見てる。

そう思って自分の信ずる道を進むべき。

自分が評価されていないと感じるときには、自分自身の何かに問題があると自責の念を持てる人しか成長しない。

と思うんですよねー。僕自身、それを自分に言い聞かせながら、評価されない機会に感謝しながら頑張ってきました。
ちょうと異動だったり評価の時期ですよね。ここでどれだけ謙虚になれるかどうかで、人生のスピードが変わりますよ 🙂

向上心の本質

朝から感動したんですよ。あるRの後輩のブログでの言葉ですが…

出来れば「器用な人」ではなく、きちんと本物の価値を創れる人になりたい。

本当に感動しました。
年齢でひとの能力や可能性は推し量れないといいますが、彼女は若干25歳。

日本全然だめではないっす。めっちゃイケてます!

こういう向上心豊かな若者をもともーーーっと増やすために日夜カッコイイ大人になるべく、生きていきたい、そう思います。
人の向上心の担保って、自分自身が誰かのロールモデル(模範・目標)になっているかどうか、またそう思ってもらえているかどうかって大事かも
人の目を気にしなさいという意味ではなく、

率先垂範

たれと思うわけですよ。さぁ今日もカッコイイ大人でいきますよ!
といったところで、僕は今日も大阪です。大阪オフィス、事業ガッツリ成長中です。今月も売上伸長しまくりです。
新芽
その数字に比例するかのように、頂いた観葉植物も元気です~!青々した新しい葉っぱがでてるでしょ?
新芽
この小さな芽を大きく育てますよ★

リクルートの財産

リクルートの50年の歴史におよぶ、僕なりに本質的な財産を考えてみました。
それは、江副さんが残した5つのものが大きいなぁと思います。

1.自分自身をプレゼンすることに長けた学生をアメーバー方式で見つけ、 自社に対する高い課題意識を持った社員で構成される人員に育て上げる「めっちゃこわいけど、尊敬できて、おもしろい先輩」が揃っていること
2.AIDMAよりも売上に直結し、事業性に富んだ「リボン図」というマーケティングフレームワーク神話を早期に確立したこと。
3. 適度に辞めたくなる雰囲気を「MVPがとれない」「社内報 かもめに出れない」等により担保できていること
4.個人を徹底的に褒めたたえる手法に長け、成長と成果の達成の中で自然と前述の課題意識から、自ら事業部長になりたいという意識が芽生えること。そもそも事業承継を考える必要がない。孫さんのいう銀河系経営ができていた(日経ビジネス/今週号参照してください)とも言えますね。
5.元リクルート。退職して元社員ブランドを生かし、たとえド競合を作ったとしても、市場拡大に役立つもしくは敵にもならないという考えで、ほぼ絶対に訴えないという寛大な意識が会社にある。凄まじいのは元リクルートって言って講演や著作本で商売をしている人も多く存在し、その元社員ブランド力は随一。

かなと(笑)。元社員の名前で商売ができるブランド調査ってやってみたい。能力じゃなくて、純粋に「元◎◎社」という調査ね…できるかなぁ。
特に、このリボン図は最高に良くできていると思います。技術やめっちゃマーケティングしないと売れないビジネスを富士通でやっていた身としては、本当に目からうろこでした。

リボン図
リボン図

現に1兆円を稼ぐビジネスモデルとして日本という国に君臨しているわけですから、文句なしに凄いと思います。
でも負けないもーん、うちも頑張ります(笑)

いい雰囲気作り

大事ですよねー。
先日、愚痴をこぼす昔からの後輩に会った時に言っていたこと…「いやぁ、うちの会社雰囲気悪いんですよねー」だって。瞬間的に…

怒鳴り散らしてやりました(笑)

だめですね。その発言。

「雰囲気悪いのはお前自身の心や。んな非常識なこと言うならすぐに辞めてしまえ。おまえはその会社に入るときに『御社の理念や事業内容に共感しました。絶対頑張りますので宜しくお願い致します』って面接で言って入ったやろ?
バカたれ。お前自身がそんなこと言っているからダメなんや。上司とか経営者とかじゃないねんで。上がやんないからアカンだとか、そんなアホなことを言ってる時点で小さい。おまえ自身がいまの会社を変えるんやという気概を持て。
上がダメと思うなら、お前が上になれ。そういう強い意志を持って結果を出すために一生懸命になる奴しか俺は話したくない。
そもそも、そんな愚痴垂れ小僧は女にもモテへんぞ!」

って(笑)俺熱いなー。

その言葉を聞いて、彼は気合いを入れ直してました(笑)

うん、その会社もまだまだ行けそうです。僕は

いい雰囲気を創るのは、誰でもなく常に自分。

と思って、いつも生きてきました。そういう主体性をもって取り組む組織であり、個人をはぐくむネクスゲートでありたいと思います。感謝。

目標とはなんぞや

目標の意味を辞書で調べてみました。

1 そこに行き着くように、またそこから外れないように目印とするもの。「島を―にして東へ進む」
2 射撃・攻撃などの対象。まと。「砲撃の―になる」
3 行動を進めるにあたって、実現・達成をめざす水準。「―を達成する」「月産五千台を―とする」「―額」

なるほど。社会にでると、売上目標、利益目標、経費削減目標など…いろいろありますよね。

目標とは、山の頂上
達成してこそ見えるものが変わる。

とも言いますよね。達成しなければ、目標ではないし、達成できない目標なんて立てるべきではない。ましてや達成しない目標を掲げ続けていること自体、志を持っているとは言えない。しかし、志を持つということは、高い目標を持つということ。では、どんな目標が素晴らしいのか。

素晴らしい目標とは、持っていることに感謝ができ、達成することによって、感動が約束された到達点。そして「視座があがり視野が広がる」という成長も手に入れることができる地点

だと僕は思います。
目標をもらえるということは、社会的に責任をもらえると同義にて、素晴らしい事。その事自体に感謝をし、その達成を目指し感動を求める人になるべく、僕も頑張りたいと思います。
さぁ月末です。また9月は第2四半期末でもあり、上期末でもあります。全社一丸となって、達成するぜ!!