いまでも覚えていますか?
・プラネタリウムを初めてみたときの感動
・全天周映像を初めてみたときの驚き
・Disneyなどでの体感型映像連携アトラクションの興奮
このあたりは、本当の意味で最高の「新しさ」を感じました。でも実はその裏側にあるのは、技術力に連動した
ニーズに即したコンテンツ力
だったりすると思うんですよね。これまでも
機能が凄い、新しい
というだけで、発表されたハードはことごとく売れなかった。
・ソニーのβカム
・富士通のFM-towns(初のCD-ROM内蔵+Plug&play実現)
・NECのPCエンジン
・マイクロソフトのXBOX
・各メーカが出したアナログハイビジョンテレビ
・S-VHS
それは、3D技術にも同じことが言えて、
AVATOR
はその3Dの技術力に魅了された人々の口コミで爆発的な広がりを見せてはいるが、 次に予定されているコンテンツ群には、相当3Dクオリティとストーリー性の担保が求められる。
確かにAVATORは映像革命かもしれませんが、メガネをもともとかけている人にとっては、
3Dメガネが重く=耳の後ろが痛い=長時間は辛い
もう一度見たいかといわれれば「いやです」ってはっきり答えるもんなー(笑)。つまりは、 その苦痛を超えてまでも「みたいっ!」って思えるコンテンツ群の用意が大切。
任天堂のファミコンの牽引を支えたのは、自社制作のマリオシリーズや、エニックスのドラクエ。プレステの牽引は、ストリートファイターやファイナルファンタジー。PC-98シリーズの牽引は、ジャストシステムの一太郎。ようは
そのハードを持たなければならないという必然性を引き上げるコンテンツが作れるかどうか
が勝負。同じく、3Dの映画のシステムならびに3Dテレビも同じようにコンテンツに恵まれてほしいものです。日本のコンテンツプロデューサー陣営は、なにか考えているのかなー。
あ、よっぽどWiiのゲームで3Dメガネ用に映像を加工したゲームを出して、サプライでWii 3Dメガネを作ったほうが3Dテレビなんかよりよっぽどいい気がします。
※ブルーレイの普及も心配だな。必然性低いもんなぁ…実際僕も持ってないですし、いらないし…欲しいって思わない。まぁデジタルテレビは税金でなんとかするようなので、なんとかなりそうですが…ここで税金で必然を担保するって反則のような気がします…。
そうですよね、結局はコンテンツ(≒ソフト)主動になりますよね。任天堂の山内さんが、「うちはハードメーカーではなくソフトメーカーだ。ソフトのためにハードがある」的なことを何度も仰っていたのがとてもよくわかります。
Wiiの3Dゲームは面白そうですねwやりたいですwww