ラブストーリー(韓国題:クラシック)。
見たことあります?あんまり有名な韓国映画ではないので、知らない人も多いと思いますが、優しい気持ちが欲しいひとにはがっつりはまると思いますよ。どちらかというと、ぼくらの父親・母親世代に更に刺さる内容ではないでしょうか?
母と、その母が恋した男性とは、時代背景の中で決まった許婚(いいなづけ)の相手との縁談もあり、度重なる苦悩の中で、結果的に引き裂かれます。しかし、その母の娘が、時代を超え引き裂かれた相手であった男性が残した息子と出会い、お互いがお互いの気持ちを知らない中で、それぞれ深い恋におち、結果的に結ばれるというまさに純愛感動作。本編随所で、心が熱くなりますよ。
1960年代後半の韓国の時代背景と現代を折り重ねるように描かれてはいますが、政治的な背景描写は非常に薄いので、日本人が見ても特に違和感なく見れるまさにハッピーエンド型ラブストーリーです。なんか本を読んでいる感じがします…不思議だ。
僕の大好きな韓国女優「ソン・イェジン」が、母と娘の二つの時代のヒロインを務めていることも好印象(これは、僕のエコひいきですが…)なんですよね。 🙂
二つの時代のストーリーが絶妙に進んでいく内容ですが、その切ない恋物語を彼女は表情豊かに演じています。彼女の目力を通じての心の表現力、その本当に素晴らしい演技は将来もかなり期待できる女優だと思います。
同じ監督の「猟奇的な彼女」や「僕の彼女を紹介します」は、日本市場でも大きな興行成績を残し、かなり有名になった作品ですが、僕的には全体の完成度としてもこの映画をおすすめします。少し古い映画の紹介でしたが、大好きな映画の紹介ということでご容赦願います。
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