近況と、面白い記事に触れたので、最近の思いをつらつらと。
日本のケータイ会社にも、ある意味テレビ局や鉄道会社にも言えることだけど、日本のインフラ系企業のプロデュース力には目を見張るものがあるなと。海外と徹底的にそこが違うな…
既存のコンテンツインフラに、クランチロールやネットフリックスなどのベンチャーがそれにとって変わる文化は、狩猟民族だからこその所以なのかもしれない。
あるイベントでの、大手インフラ企業幹部の言葉…「僕たちはどんどん新しいことをやり続けてきたから今がある。いまの事業なんて未来ないですよ。だからこそ、いろんな企業と組んで、どんどんやります」と。
先日発表しましたが、弊社はKDDIさんがオープンイノベーションパートナーに選んでくださり、このコンテンツに関する新市場の一端を担うことができています。本当に、心より感謝しています。
まさにオープンイノベーションというキーワード。
その昔、NTT DATAさんと組んでオープンイノベーションイベント事業「豊洲の港」の立ち上げをプロデュースさせて頂いたことも記憶に新しい。イベンターモミーとしては、水を得た魚で、ご担当の残間室長や森本さんとの楽しい日々でした。
これ欧米に比べ、ある意味特異な国家気質なのかもしれない。
逆にこの可能性を活かして、GAFAMやLVMHなどと戦うことを考えるのも戦略としてイケてるかもしれない。
他を認め、そして受け入れ、化学反応をおこし、日本力として戦う。それには、アントレプレナーよりもイントレプレナーの量産が不可欠だな。
人を信じて任せる力をもったマネジメント力はもとより、新しい血を受け入れる力であるイノベーション力の両方を兼ね備えた人材。オープンイノベーションを推進できるイントレプレナー教育に、日本は国として力を入れてもらいたく、月末の経済産業省さんとの接見の機会に伝えたいと思います笑。ぶっちゃけイントレプレナーじゃないとアントレプレナーになれないかもと。
アントレプレナーシップをもたない起業家ばっかり生んだとしても、リスクマネーはもとよりその力量も心配だし(自分も含め笑)、係数管理が強かったり、英語ができる人材は大手企業の方が多いわけで笑…社内起業、事業連携を前提としたベンチャー投資、オープンイノベーションな事業提携の積極的な推進などなど、面白くしたいな。
※刺激された記事です。
「メタバース」「Web3」に力を注ぐ携帯電話会社、その鍵はプロデュース力にあり
※リバイバル
2013年。豊洲のみなとの初回が終わった後の写真、懐かしい!