広告代理店たるもの前に出るものではない

どうも過去の実績だけをアピールして、足元の提案力が無いのにもかかわらず、お客様の課題解決ができてない事実が散見されます。自戒の念も込めて思うのですが、広告代理店たるもの…

先人ならびに先輩の実績をあたかも自分の実績かのように提案し、プラン採用決定後、担当が変わったり、内容が変わったりして期待値を下げたり、 結果的に期待値を超える効果がでなかったりするような仕事はしてはならない。

そう思います。だから「コレ俺詐欺」なんて言われるんだよ…(涙)
効果がでなかったから補填、期待値のずれが大きかったから支払減額なんて、愚の骨頂。広告代理店マンたるもの、案件の本質を見抜く力をしっかりもち、自分の名に掛けて絶対にそのお客様に喜んでもらう仕事を納品するこだわりを持つべし。もし納品できていないなら、期待値を超えるまで自分の命をかけてやりきる。

それがプロだと思います。

上面な仕事なんて、カッコ悪い。もしその仕事のレベルが低くて、市場で批判されることがあったとしても、愚直に実績を積み重ねいけば、きっとお客様はその価値を分かって頂けるはずです。

カッコ悪いことがカッコイイ。

15年ほど前、いまでも覚えてるなー「スミマセン、籾倉さん、イケてないデザインで。納期は厳しいですが、僕の名に懸けて完成するまでこだわり続けますから、ガッツリ赤入れを宜しくお願い致します。一緒に良い物創りましょう。」って言った電通の営業マン。その姿が今でも僕のお手本です。

お客様と一緒に、良い物を創る。

それが広告代理店の黒子としてのだいご味です。
お客様のお客様が笑顔になることが、広告代理店マンに必要な腕ですから。中途半端なアピール力で、前に出るものではなない。僕のこだわりです(笑)