新人時代の上司から
おまえはアンテナが低い。もっと高くして仕事に臨め
とよく怒られたものです。本当に怖かった(苦笑)。いまでも高いとは思いませんが、ただひとつだけ大切にしていることがあります。それは、
広帯域のアンテナを持つ=強い好奇心
ということです。これは新事業のアイデアであったり、遂行中の事業に円滑な舵取りに必要なものだったりします。耳からあふれ出るくらいアイデアがでてくる自分を顧みると、こんなことに気付きました。具体的に整理すると…
先入観で知識吸収の機会を損失するほど不利益なことはない。自分の価値観に合わないものでも一度は口に運んで味わってみることが大切。口に合わなければ、その場限りでよいし、毒であれば吐き出せばよい。しかし、口にしてみないと「知識のトリュフ」に合えないことのほうが多い。それが人間社会である(笑)。
ということです。見た目で
「あれは、あわなそうだから、いいや」「無駄なお金だから、いいや」「いつものほうが楽しいし」「前、それで失敗したからなー」
とか、絶対に違うと思います。
僕は先日、先輩の経営者の方から譲って頂いたオペラのチケットで、実際に観覧してきました。最初は眠いだろうな~って思っていたのですが、ご一緒させて頂いた友人の方が本当に詳しくて、親身に場面場面の解説をしてくれたものあり、めちゃくちゃ楽しめました。
持つべきは利他の心をもつ「友」ですし、また上述の考え方をもって、先入観を捨てて新しい文化的な能力を手に入れることができました。オペラのチケットは欧米と違い日本ではかなり高額。安くても1、2万。高ければ6~10万近くするようです。でも僕はかなりはまったようなので、がっつり文化吸収していきたいと思っております!