大手企業とのお取引に大切なこと。

ベンチャーや、中小企業が大手企業との仕事を実現したり、出資を引き出したりするための秘訣。
悩んでいる仲間と話して気づいたことなのですが…自分がどうしているか整理してみました。
それは、その大手企業の中にいる大手企業ならではのブランドを背景に偉ぶるひとや、杓子定規なひとと付き合うのではなく、人柄が素敵でかつ、本来その企業が社会で形成されてるプラスのイメージをもった人となんとしても出会うこと。僕はこういう方を、キーマンと呼びます。
簡単なようでなかなか難しいこの人脈を形成するには、交流会や展示会などのイベントきっかけでは非常に難しく、その企業を知っている誰かからの紹介というそれはそれは細い細い可能性という糸を、慎重にかつ大胆に手繰り寄せることが一番の近道。
紹介に次ぐ紹介で、3人くらい通過するのは当たり前。焦らない急がないも鉄則。礼儀礼節を忘れず、その紹介をしてくださる方の顔を立てながら、主目的を忘れず、心強く、素敵に立ち回ることが大切。
しかし。
紹介してくださったことを肩で風をきって、恩着せがましく見返りを求めるてくるお偉いさん病にかかったひと経由の紹介はさけること。あとでとんでもなく面倒。こういう人って、入り口ではとっても気さくな人が多いので要注意。貸し借りを意識しすぎるのはかっこわるいので、僕はしないようにします笑
ちなみに大手企業や、老舗企業って独特の文化があります。
時間がかかることや、いろんな人がいろんなことを言うこと、そう調整が多いことを嘆いてはいけません。
実現するための伴走力は、大手企業に勤めたことがないとわからない場合もあります。時間がかかることが決してマイナスではないことを知っていると強いかもですね。
大切なことは、自分がキーマンを信じて、そのキーマンも自分のことを信じてくれて、一緒に仕事がしたいと強く思える間柄をつくり、コミュニケーションを深くとり、目的の完遂まで一緒に歩くこと。
それが成功を生む源泉だと僕は思います。
もし、大手企業で働いたことがないとしてもあんまり気にしなくてもよいと思います。大手企業で働いたことがある方を仲間に取り込んでください笑
いろいろあると思いますが、ダイナミックな仕事をするには、大切な視点だと思います!

やっぱり、Googleすげーな。

やっぱり、Googleすげーな
継続課金収入モデルのことを、みんなは簡単にちゃりんちゃりんというけれど、日本発で全世界的にすさまじい売り上げをたたき出しているモデルが存在しないのはなんでだろう。
アメリカ人のプラットフォームづくり、ルールづくりの能力は本当に突き抜けているよな…
前提として、土地が広く簡単に営業が動いて売り上げを出せないという特殊な事情が大きく影響しているのだろうか。
人が動いて汗を流さなくても、商売が動く自動化されたビジネスモデルの構築がすべてのカギなんだろうなー。
そういうモデルは必然性が高く、世のため、人のためになるものでなければならないんだろうなー。
それが広告モデルとしても、視聴率や表出数などのあいまいな効果での握りではなく、しっかりとアクションが起こるという事実で勝負している。本当に素晴らしい。
でも、その道はかなり難しい…素直に学ばないと…。

cool japan

cool japanの不思議。
それにしても、cool japan ってほとんどの外人が知らない。
なにそれ?って言われる。
なんでだろう…。
そもそも。
日本人がcool japanって言葉を使うのが変なのか…
日本人がcoolだと思うのが、coolじゃないのか…
cool japanってProduct outの考え方なんだろうな。
クールジャパン推進機構に投資すべきは、外人がcoolだと思うサービスやProductはなに?ってマーケティングした上でリストされたものを対象としたほうがいいよなー。
だって、ナルシストなおっさんが「俺っておとこまえでしょ?」って言っているようなもんだもんな。よく考えたらまずいな笑
ちょっと真剣に考えてみようかな。このあたりのこと。

ぼこぼこにされた時代が魅力の源泉。

ベンチャーの経営を初めて10年。
初年度から、大手企業さまとの取引が実現できているのは、富士通時代の諸先輩に鍛えられた処世術が活きてるからこそ。
A4ぺら1枚の資料作成能力
エレベータピッチを実現できるコミュニケーション能力
上司に隠された意志をファシリテーションしながらのディシジョンメイキング能力
複数部門の思惑を鑑みながらの行動決定
このあたりがポイントかと。
本当にありがたいなー。
人間否定されまくって、入院まで追い込んでくれた当時の上司が僕を鍛えてくれたのかな笑。
夜なべして作った資料を紙飛行にして飛ばした直属部長笑、眉間にしわを寄せて「なんどいったらわかるんだけぇ?」とマッカッカにしてくれて元資料が読めなくしてくれた直属課長に感謝m(__)m

0から産み出す力の素晴らしさ

クリエイティブディレクター、コピーライター、デザイナー、ディレクター…こういう肩書をもっている全ての方々を僕は心から尊敬しています。
なぜならば、無から産み出す力を持っているから。
商品やサービスの作り手の気持ちを理解し、その作り手がターゲットとして目論む方々へ、的確に情報を伝える技術。これほど素晴らしいことはない。
昨今…AD techの技術力もあがっているからなのか、クリックされるから、売り上げがあがるからというだけで、エクセルで単語の組み合わせで、ただ単なる言葉の羅列のクリエイティブが散見されることに危険を感じます。
検索後に出てくる、広告に、自分がタイプした言葉が意味も理解せずママ差し込まれ、誘導を図ってくる時には怒りさえ覚える笑
深みのない言葉のABテストの先には何もない。
いくら、目を引くからといって、ものづくりの意志のないKAIZENに意味を感じない。
広告は、誘導と効果だけを目的にしてしまうと、その本来もてる意味を失うと強く思う。
いつまでも、いついつまでも、広告とは、人々を生活を豊かにするものでありたいし、そういうクリエイティブを今後も世に送り出したい

許せる力を鍛えることの大切さ。

確かに、故意ではないにせよ、御恩がある相手に対して不義理をしたとき、不義理になるような事態になってしまったとき、躊躇することなく、素直に謝罪することはとても大切。筋が通らないことを人として放置するのはよくないこと。
でも、それ以上に許す力を持つことは、もっと大切だなと思う。
それには生を授かっていることへの日々の感謝があって、自分が生きる道にかかわってくださる方々を幸せにしたいと思うことが、自分の幸せであると思える大人でありたいし、そういう大人だからこそ、許す力を持てるのだと思う。
誰しもがそれなりに年を重ねれば、人脈や力をもつことは、あたりまえのことであり、それを振りかざすのは誰にでもできること。
そんな大人、ちょっとカッコ悪いかもな。
ましてや、余命が迫れば迫るほど、そんなことで回りに集まる人を減らすなんて、寂しいことです。

和衷協同なる組織を作りたい

ここ最近「業界の先輩」「その道の先駆者」と仰ぐことのできる方々との仕事が多い。
そんな中で、感じることは、自分の力の足りなさ。
うーん、足りてない。
自分の思い通りに仕事ができてへんなぁー。ほんまあかん。
ぜんぜんあかん。先輩みてると感じることがいっぱいある。
仕事ができる人、感謝を忘れない人
仕事ができる人、笑顔が素敵な人
仕事ができる人、納期を守る人
仕事ができる人、人の悪口を言わない人
仕事ができる人、愚痴らない人
仕事ができる人、嘘をつかない人
仕事ができる人、過信をしない人
仕事ができる人、自分を信じることができる人
仕事ができる人、しっかりと期待値を合わせられる人
仕事ができる人、段取りがちゃんとできる人
仕事ができる人、相手のペースを理解して進めることができる人
仕事ができる人、自分の仲間を大切にする人
仕事ができる人、仕事を教えることができる人
仕事ができる人、仲間の足りないところを先回りできる人
仕事ができる人、人を育てることができる人
仕事ができる人、人の心を動かすことができる人
仕事ができる人、人の幸せを一番に考える人
仕事ができる人、世の中を幸せに導くことができる人
自分は、どこまでできているんだろう。
かなり悔しいけど、全然だな…。
どうやったら、仕事ができる人になるのかなぁ(‘;’)
図南鵬翼を得るためにも、精明強幹なる人材になるべく精進し、和衷協同なる組織を作りたい。
そう強く思う。

ビジネスにもだろう運転、つもり運転は禁物

報告・連絡・相談。
これは大人になっても大切だな。
自分の頭では整理されてわかっていたとしても、それを相手に伝えないと何もしていないのと同じ。
伝えたつもりでした。
伝えたはずだよ。
え、伝えたよ。
は?なんで知らないの?
ってロジック(になってないな…)の人周りにいません?笑
人の振り見て我が振り直せ。。
自分も気を付けないとな…
それにしも猪突猛進ってよく言ったもので、新しいパートナーと仕事するときには、絶対に大切ですよね…リファレンスのピックアップ。

約束を守るということは銀行に定額貯金をすることと同じ

今日、会社の朝礼でメンバーにも話したのですが、最近ちょっと思うところがあります。
仕事をする上で、約束を守るということは銀行に定額貯金をすることと同じ。
営業であれば目標数字を達成することであり、企画の仕事であれば納期やクオリティーを守ること。
つまり、しっかりと「守る」ことによって、預金残高つまり成長を勝ち取ることができる。
それよりももっと大切なのは、その残高は社会的信用の証であり、まさに信頼残高につながり、多くのより魅力的な仕事ができるようになる。
小さい視点かもしれないが、毎月5万づつ貯めて残った1000万円の預金と、人から借りたり、ギャンブルで当たって口座に入った1000万円とは全然価値が違う。
そういうコツコツとした能力をもった人に僕は惹かれるし、そう人しかダイアミックな仕事で成功しないと思うなぁ。
目立ちたい人よりも、注目される人に惹かれる。
大きい仕事に憧れるひとよりも、確実に結果を残す人に惹かれる。
見せ方がうまい人よりも、愚直な人に惹かれる。
ま、そんなとこでしょうか笑

成功するのではなく、成功させる熱量が成功という事実に導く

企業経営をしていて、大企業病の意味がなんとなくわかってきた。
そしてベンチャー企業が悪い意味でのヒトモノカネで苦しむ中小企業に成り下がる意味も同時に分かってきた。
先駆者、それは事業立ち上げた担当者や、起業家などがそれにあたると思うのですが、その人は最高のアイデアを実現するために、新たなるアイデアをも取り込み、実現に向かって邁進する。その実現のためには、最高のチームが必要なので、実現に欠かせない人を必死に口説きもするし、資金も集めるし、集まる。
言っていることが180度変わったり巡り巡って360度回ってもどったりするのも、そのためであるんだと笑。
もちろんその熱量が高ければ高いほど、成功する率は高くなる。
つまりは、成功するのではなく、成功させる熱量が成功という事実に導くのであると。
でも、ある程度の成功を確保すると、かかってしまうのが、大企業病・中小企業病じゃないかと。
当たり前だけど、そのあとからその熱量を理解せずその熱量によって築かれたものにだけ魅力を感じる人は、そのレールをルールとして考え、新しいアイデアを取り込むことよりも、そのルールを守ることを大切にしてしまう。
そのルールによって現状の停滞を生み出しているということ気づけるリーダー、つまりは企業経営者や上司と呼ばれる人たちが新しいことをどんどん取り込むという強い意志がないと、ビジネスは続かない。
起業家の息子が社長になったり、創業者のかばん持ちが社長になった段階で、成功するかどうかは、この視点をその人自身が理解しているかどうかだろうな。
どんなレイヤーでも、社会人の常識とかいう、大人がうまくやっていくためのルールはいらない。
世の中に役立つもの、世の中で本当に必要なものを、斬新なアイデアをもって実現し続けることがビジネスであると。
稼ぐこと、ルールを守ることはビジネスではない。