最近、幹部って呼ばれている他社のキーマンと会話することが多いのですが、これぞ幹部という方の視座は本当に素晴らしいものがあると思います。
特に、その幹部の方が凄いのは、自分自身ならびに担当している部門、所属している自社、そして市場について…
感部(自身が置かれている大切なポイント)
を熟知していて、さらにはその状況についての
患部
も認識していて、的確な対処手法を施している、もしくは施そうと推進しているところにあります。医者と同様、そこには症例(=ケーススタディ)や薬品(商品)などの武器や、その戦いの大義名分(志)がなければ、その感部はどんどん患部になってしまい、挙句の果てには…
幹部が患部になる恐れ
もあります。つまりは、患部にならないよう人並みを超えた自助努力がもっとも不可欠だと思います。
がむしゃらに頑張っていると、上長ならびに経営者に「君は幹部だ」もしくは「幹部候補生」と言われることがでてきます。その瞬間から「自分自身は同じ目線に立って常にアンテナ高く立ち振る舞う必要が必然性を引き上げる一歩であり、またそれにより『本物=プロ』になること、なれるように努力することがもっとも大切」だと思います。
日本経済を支えるのは、本来、この幹部という名の人がもっとも重要なポジション、つまりは景気回復の立役者になるに違いありません。