インターネット広告の媒体購入。マーケティング/プロモーション担当者のみなさんの悩み。購入前の代理店さんとの期待値調整が難しかったりしますよね。複数の代理店さんから提案をもらうとき、めいめいのフォーマットで上がってきて整理が大変ってことありませんか?
上司からは「どこが結局いいんだ?」ときかれたとき、「なんとなくここですね。がんばってますし。信用できそうですし。」ではイケてないですよね?
そこで、僕がリクルート時代に全事業部のネットプロモーションを担当させて頂いていたときに編み出したものがあります。
このもみくらフォーマットです。
ターゲットや予算、期間などを整理したオリエンテーションを実施し、このフォーマットで、すべての代理店さんから提案をもらうととても手間が省けてイケてますよ。はじめは抵抗があるかもしれませんが、事業の成功のためだと代理店さんを説得してみてください。
フォーマットの内容はすごくシンプルかつベスト。媒体名から始まり、すべての想定効果を取りまとめてもらって、比較検討ができるようになっております(但し、SEMやSEOは比較できません)。バナーやタイアップなどはしっかりKPI(経営重要指標)の目標値を、このシートでパートナーである代理店さんと確認しあって展開できます。
結局は、実施後の効果検証がプロモーションを展開する上で一番大切ですからね。でも、決してこのフォーマットで確認しあった効果が出なかった場合、それを代理店さんの問題だけにはしないでくださいね。その後関係を大切にするには、パートナーシップで確認しあった効果目標であることを忘れてはいけません。
「効果がでなかったから補填してください」なんて発言は自らの企業価値を下げてしまいます。やっぱりプロモーション担当者もリスクをとったほうがカッコイイですからね。広告はある意味ギャンブル。でもちゃんと効果検証をすれば、そんなに危ないものではありません。冒険は楽しむ。でも2度と同じ失敗はしない。これが大切です。
以上。リクルートで学んだノウハウ第3段でした 😛