松下電器のリストラ断行。
幸之助さんの教えでは…確か解雇はご法度なはず。
「生産は半減するが、従業員は解雇してはならない。給与も全額支給する。工場は半日勤務にし、店員は休日を返上し、ストックの販売に全力を傾注してほしい」
と言って、景気が向上したときの採用コストと、リストラ策を展開してしまうことにより松下のブランド力、最後に社員の士気低下を抑え、その後の成長につなげた逸話もある。
松下電工、三洋電機を傘下におさめて本社部門が増えてしまっていることをなんとかしたいという気持ちもわかるが、日本を代表する世界企業、松下電器における幸助イズムの腕の見せどころではないだろうか。
乗り切って欲しい、絶対に。