問題解決力の本質

問題が起こった時。
その状況を打破する力したり、原因を追及する力も大事だけど、
それよりもなによりも、その問題を早急に解決しなければならない時こそ、
あせらず「凛とした人」としての取り組み姿勢がもっとも大切だと思う。
問題解決能力が高いことをふりかざすビジネスマンは多いけれど、実はそれよりももっと大切なこと。

それが「まごころ」かなと。

たとえば、その問題を解決するために、別のコストが掛かってしまい、
もともとのビジネスが赤字になったとしても、まずは相手方の気持ちを最優先してケチらず対応することがもっとも大切。
ここがビジネスの勝負どころ。
打算的になり赤字回避を重きにおいて、関係を悪化させてしまうと、その時点で全ての人間関係は崩壊してしまう。

たとえ、赤字になったとしても、その先にあるそのお客様との別のビジネスのみならず、そこから生まれる「自分の評判、自社の評判」を大切にできるかどうかで雲泥万里です。

5万円の赤字回避が、のちの5億の損失に繋がった企業を目の当たりにした事もあり、まさに傍目八目でした。
やはり、この思慮分別力がビジネスの本質的な力。

小機にとらわれず大局を見る男でありたい、そしてあり続けたい。

そう思います。
時々、自社もしくは自分が明らかに悪いのに、それにより悪い評判を立てられて、風評被害だとか風説の流布とか言っている人も見かけますが、ぶっちゃけかっこわるい。
カッコイイビジネスマン、いや大人でありたいと思いますっ!