2020年卒。就職活動する人たちへ

いくつか経営させて頂いている会社の行事の中で、一番楽しいのが新卒採用。若者に会うことは沢山の発見があるので、とても楽しい。ただ、アラフィフの自覚がなさ過ぎて、自分の就職活動の話は遠い昔ということを忘れ、事例としては時代錯誤が大きすぎて、ちょっと恥ずかしい笑。

今年も学生さんに会い始めましたが、やっぱり大切にして欲しいことは、自分のやりたい仕事以外にはついて欲しくないってこと。

どの会社も「コミュニケーション能力が大切です」「研修がしっかりしてるので大丈夫です」とか言うけれど、それは大人の予定調和に溶け込むため麻薬であり、はっきり言って要らない。なにが大事かって?

コトを起こせる人間にしか、未来はない。

これに尽きる。企業の中で活躍するなら、イントレプレナーであるべきだし、ましてや事業家をめざすなら、妄想、発想、想像から創造し、刷新する力しかいらない。学生時代になにかコトを起こせているなら最高。バイトでも、サークルでも、冒険でも、合コンでも、ナンパでも、なんでもいい。人と違うキラっと光るアイデアを出して、人の心を鷲掴みできた実績があるかどうか。大事だよ、これ。

企業にとって、新卒採用は投資であり、内定を提供して安心させるためにやっているわけではないんだよ。はき違えて、内定数を振りかざすアホな学生に時々出くわしますが…入社してからこそが、本当の人生の始まりであり、会社を利用してやる的な気概がないと、数に埋もれて面白くない人生になることは間違いない。

「すでに〇〇さんと〇〇さんからは内定もらってるんっすよねー、おれ。」なんてはなたれ小僧よりも「一緒に働きたいです。僕のキラっはこれですどっすか?」なんて言われたい笑。大体、内定は実績でもなんでもないってことに気づいて欲しいなー。

来月に46歳になる僕自身、まだまだコトを起こしたくてうずうずしています。いままさに起こし続けていますが、そのためにはインプットがないといけない。OB訪問とかは、授業にも出ずテスト前に友人にノートを借りて、コピーしてまずますの成績で満足しているようなもの。そんなものは全くいらない。大学での勉強は、自分のためにすることを忘れているどうしようもない人間のやること。

大切なのは、自分がどんなコトを起こせるのか、起こしたいのか、そこに尽きる。ぶつかっておいで。胸襟ひらいてまってるぜ!