転職するタイミング。

転職のタイミングって、難しいですよね。
少なくとも、いま所属しているその企業で実績を上げてからの転職じゃないと、ただの「逃げ」であり、環境に自分の人生を変えてもらおうという「情けない」事実であることを認識したほうが良いですね。ある意味…

キャリア形成上の自殺

と言っても過言ではありません。また実績は、自己満足ではいけません。社内の縦横の同僚たちから「評価される実績に基づき、転職によりその場を離れることを惜しまれる存在」になっていないならば、そのタイミングではないと言えるでしょう。
前提として、転職したい輩を欲しい企業はないという現実を知ってほしい。ともかく逃げ出して、その企業の問題にして自己を肯定したい気持ちはわかるけど、それが現実。
また、うまくごまかして転職内定が取れても、それは先方人事の眼力不足なので、入ってから絶対に苦労する笑
事実として…僕のところにも沢山の中途採用希望者が集まってくれます。
その時に僕がいつも確認するのは…

「あなたがいるその会社の上司(もしくは先輩)に、 僕がこのあと電話したとします。そうすると、その上司はあなたのことをどの様に評価しますか?」

という質問。

ここで話にツマルひとは絶対に採用しません。

米国での転職は、トラックレコードよりリファレンスが全てとのこと。
LinkedInが重宝される理由はそういうところにもあるんですね。
ともかく、若者たちには実績を上げて、まずはその企業で惜しまれる人材になる努力をしっかりとしてもらいたい。そう願うばかりです。
昨今、大卒の3年以内の離職率が40%を超えたそうです。しかもそのあとの転職した先での離職率も相当高いとか…しっかりと前を向いて、ひたむきに謙虚に、自分のキャリアを磨いて欲しいものです。
人生の頂上は、マイナス転職の先にはない。