ビックデータの本質。

ビックデータ。
考えれば考えるほど、非常に難しいテーマ。
O2Oの領域で、ここの活用が叫ばれているが、購買データや、トラフィックに関するデータ、膨大なアンケートデータなど、そのデータは様々だけど、相関分析や因子分析や、クラスター分けを瞬時にできる技術をハードとソフト駆使する形でできたとしても、結局のところ活用するための「仮説や指針」がなければ何も意味をなさないんですよね…。

ある地域にあるスーパーでは、50代のひとが16時台に、惣菜の中でもかきフライを他の年齢層よりも多く買っています。中でも女性の割合が60%を占めています。

なんて事実がわかっても「じゃあ?どうするの?」ってなってします笑。

じゃあ、他の店舗でも増産して用意しよう!

なんて判断は愚の骨頂?
おそらく売れないことも多くなってしまい…中途半端な結果になることもあるでしょうし、ビックデータはあくまでも仮説を立証するための裏付けデータとして活用すべきであり、瞬時に判断する材料としては危険な要素も含んでいるように思えます。
人と人の行動分析の距離感を明らかにすることが、果たして新たな購買行動を生ませることができるかどうか。今後のマーケッターのコンテクストづくりが問われるところでしょうね。
ここ最近、ネットで提供されている行動ターゲティング広告をお客様にご選択を頂き
、ご出稿頂くことも多いのですが、ほぼどの案件でも結果がでない。

Aさんが、aとbを買ったから、aをかったBさんはbも買いそう

というレコメンデーションはなかなかあたらない笑。
そこには、商店主の「勘」と呼ばれる「新しいソリューション」がないとだめなんでよね。マーケティングはあくまでもツール。ビックデータは使うもので、振り回されてはいけいないと僕は強く思います。
商店向け020ツール「福むすめ」は、そんな疑問を素敵に解決するツールを目指したいと思います☆
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