経営者たるもの前線が沸く神器を配備すべし

■名刺が卓上名札にトランスフォーマー
ある日、ある会社の社長様と名刺交換をさせて頂きました。
はじめは何気ない普通の名刺だと思い席についたのですが違ったんですよ…。
その名刺は縦に二つ折になっており、広げると企業のクレドや、事業内容や実績が面白かしくびっしり書かれていました。通常、名刺の裏に書かれることが多いのですが、名刺の裏だとひっくり返されて「あなた要りません」的な感じを渡した自分が受けてしまうので、このデザインに至ったとのこと。
なるほどのセンス。って終わると思いきや、まだまだ。その社長は名前を覚えてほしいのでと、その名刺を机の上に「卓上名札」のようにおいて商談を始めました。
もうここまでくれば脱帽ですね。SEOでかなり著名な企業なんですが、営業場面でのユーモアは、アナログでぴか一。大切な視点を学ばせて頂きました。このように、現場の営業担当がお客様先に訪問した際に、沸き上がる神器を配備することも大切です。
■現代営業の三種の神器。
組織全体が盛り上がることが総力アップに繋がることは周知の事実。
売上上位メンバーだけにインセンティブを支払う制度だけでは古いかもしれません。
そこで僕がお勧めするひねりを効かせて用意でき、営業の現場が沸き上がる三種の神器をご紹介します。
まずは前述の

①名刺
②企業ホームページ(以下HP)
③社内イベント

このあたりでしょうか。HPは最も大切。若手で少しネットに詳しそうな社員に任せてできていたり、コピー機と同じ発想に近い形で5年割賦で作られたり…そうしたHPを作った経営者の方に僕は多くあってきました。それでは勿体ない。HPは営業マンそのもの。最近は、相手の企業様にお会いする前にHPをチェックすることが多いはず。つまりはHPデザインのプロに相談して戦略的で先進的なHP作りに挑戦することは必須。
そして社内イベント。僕の古巣は、このイベントで表彰されたいがために頑張る営業集団な気がします。演出方法も最近ではかなりクオリティが高いですよ。こちらも是非プロに相談を!