秋葉原にある映像会社で見つけたびっくりな機種。1980年代後半にまだまだ日本ではめずらしかったMacintosh 本体に会えて、めちゃくちゃ懐かしかったです。
その中でも、Macintosh SEにお目にかかれたのが一番嬉しかったです。
当時僕はまだ中学生くらいで、祖父にパソコンを買ってもらうって言って頂き、NECのPC-98 Seriesにするか、このSEにするかをめちゃくちゃ悩んだのをよく覚えています。だから今の僕があるんですよねー、おじいちゃんに感謝っす。ありがとう。このとき僕はPC98を選んだのですが、MACを選んでいたら道が変わっていたかもしれません(んな大げさな…)
おもなSpecですが…
CPU 68000 8MHz
OS System 4.0
システムクロック周波数 8MHz
標準メインメモリ 2MB
最大搭載メモリ 4MB
ハードディスク なし/20MB/40MB
ディスクドライブ フロッピーディスク
モニタ 9インチ
最大解像度/色数 512×342ドット/モノクロ2階調
ADB×2
SCSI×1
プリンター×1
モデム×1
8ビットステレオサウンド出力×1
拡張 SE PDSスロット×1
サイズ H345mm×W244mm×D276mm
重量 9.8kg
今では考えられないような低いSpec。メモリの容量には特にびっくりです…。とはいえ、この機種は相当な名機。当時では珍しく、ハードディスク内蔵、キーボードとマウスもセットで販売されており、当時より素晴らしくフォントがきれいで、DTPソフトなどの充実もあり、
オフィスPCのNEC、デザインPCのMac
なんて考え方が出始めたのもこのころではないでしょうか。PC-98はジャストシステムとがっつりで、一太郎というワープロソフトや花子ってデザインソフトとの連携が凄まじかったですものねー。ちょっと初心に戻れたMacとの再会な時間でした。