考える癖

僕、どうすればいいですか?って質問が、嫌いです。
特にいまどきの若いもん(=おっさんになった自分に気づく…笑)は、本当に考えない。スグに応えを求めすぎ。
ネットでちょこちょこって調べて「わかりません、この世に情報はないです」なんて返答はザラ。いつも「国会図書館言って洗いざらい調べてこい」なんて激を飛ばしていたりします(苦笑)。
ゲーム世代だからかなー。自分で考えて創るというよりも「解く」ほうが得意になっている。ましてや、ゲーム攻略本なんて、最低。だって解くためにお金を出して、ストーリーを買って、その解く時間まで費やすのに、解くこと自体も攻略本で事前に内容を理解して、ゲームを進めてしまう。
あほかと。
確かに、DSやiPhoneに触れる子供たちを見ると、デジタルネイティブなんて言われたりしますが、クリエイティブ力、クリティカルシンキング力、あたりの能力が退化していることは間違いない気がします。
但し、こういうゲームを自分の手でこなし、これを超えるストーリーを創って世の中を楽しませたいなんて思ってくれるのであれば、これほど嬉しい事はないですが、このあたりは「親」の考え方、教育の方法が大切なのかなーって思います。
うちの会社では、毎日自分が仕入れた情報を社員ひとりひとりが全員に共有、それだけではなく「自分の気づき」をセットでメールで送ってもらっています。

そう、気づくということ。

これがとっても大切。考える癖とは、こういう細かいですが、毎日毎日の気づきの積み重ねが「新しい便利や幸せ」を生み出す原石だったりします。