うちも、中途採用強化中です。
で、ひとしきりお話をしたあと、そこで必ず質問していることがあります。
僕が、あなたの前の会社の上司に、電話をかけて「どういうひとか?」と聞いたときに、その上司はどんな評価をしますか?
という質問です。いやな質問でしょ(苦笑)?
でも、これ、とっても大事なんですよね。これは僕にも言えることなんですよね。
米国西海岸の投資家さんたちは、その企業に投資する判断をするときに、ビジネスモデルや数値的な経営計画よりも、社長や経営陣をはじめとする、チームのリファレンス(評判)やトラックレコード(経歴)をみて判断するようです。なるほどじゃないですか?
ちょっと話を戻すと、たいていの場合、面接を受けに来て頂ける方々は
御社で、私は活躍できます。
御社のビジネスモデル、理念、ビジョンに共感できます。
御社の自由闊達な雰囲気が大好きです。
私の経歴を見て頂ければ、お分かり頂けると思いますが、実績を残し続けています。
てな感じで、こういう話は面白くもなんともない。あ、でも職務経歴書をパワーポイントで、実績と手に入れた能力を図で体系だてて持ってきた人には感動しましたが…笑。
ある意味、ペルソナ(仮面)…言いかえれば化けの皮?をはがすには、この質問をするのが一番いいと思います。
僕が、あなたの前の会社の上司に、電話をかけて「どういうひとか?」と聞いたときに、その上司はどんな評価をしますか?
この質問の回答をする、その人のあせり具合などのノンバーバルコミュニケーション、多己評価に対する自己評価への表現能力などを見ていると、たいていその人の本質が見えます。
前の会社を批判するひと、急に自分に自信がなくなるひと…様々ではありますが、人間の本質が見えますよ。