子供に対する接し方

今日はお盆で、母とご先祖さまのお墓参りをしてきました。とっても新生で神聖な気持ちで、真正の大阪人経営者を目指して頑張りますって宣言してきました(笑)。
さて今日はお盆ですね。大阪の郊外は子供たちで溢れかえってました。いいっすねー、あの笑顔。優しい気持ちにさせてくれる子供の笑顔は、人類の宝ですね。
でも、頭ごなしに自分の価値観を押し付けて「どなり散らす」お父さんの姿に遭遇しました。そのお父さんのことを叱ってやりたいと思うくらい、意味のわからない切れ方で騒いでる姿に、とっても残念な気持ちになりました。
そのお父さんに…

ファシリテーション(Facilitation)って言葉ご存知ですか?

って尋ねたい。
この能力…わかりやすく言うと、田原総一郎さん、島田伸介さん、明石屋さんまさんがお持ちの技術なんですが、会議体の全体の司会進行をしながら、様々な意見を引き出し、時にはそれを整理し、理解を促し、最終的にその場をまとめ上げる力なんですよね。
このファシリテーション能力は、実は日常でもとても役に立つ能力で、

子供の力を引き出すことができるかどうか

につながってきます。もしこれができないなら、大人失格。

なんでそんなことするんだ!だからお前はだめだ!

って叱り方よりも、

あぁあ、そんなことしたらお父さん悲しいな、どうしたらお父さんは喜ぶと思う?自分で考えてごらん。うん?そうそう、そうだな、偉いなぁーよくできました。
人に迷惑をかけたら?そう、だめだよな。みんなの笑顔を見るために、良い子にして、楽しく行こうな!

このように、諭しながら子供の心を育てることってとっても大事。ネクスゲートの行動規範に、

私たちは、あらゆる人・企業・環境に対して誠実に接し、感謝の心を持ち続けます。

とういう、言葉があります。これは、大人が子供に教える人としての原点なのかもしれません。子供は叱っても成長しませんが、気づかせることによって、成長スピードは担保できます。
お父さんお母さん、叱っている目の前の子供はあなたの分身です。もし意味のわからない行動をしていると思うなら、それは全てあなたの責任です。叱るよりも、どうしたら成長するか真剣に考えて下さい。それが、日本という国を動かす素晴らしい次代の大人を育てる原点です。
そうじゃないと、親が死んだことをひた隠し、葬式もせず、年金を不正受給するような子供になってしまいますよ。年金の不正受給という問題よりも、葬式もせず、ご遺体そのままにしておくっていうような考えがまったく理解できない…とっても悲しい事件ですよね。
宜しくお願い致します 🙂