龍馬伝を見ていて感じた事。
それにしてもこのドラマ、時代をうまく風刺していますねー。脚本家の福田靖さんは素晴らしい方。ご存知の方も多いかもしれませんが、
・救命病棟24時シリーズ
・HERO
・特命係長 只野仁シリーズ
・太閤記 サルと呼ばれた男
・徳川綱吉 イヌと呼ばれた男
・海猿
・ガリレオ
・CHANGE
・催眠
・陰陽師
・容疑者Xの献身
などを書きあげた力の持ち主。その時代時代で必要なヒーローと呼ばれる人に大切な素養を描くのに長けた方といえますねー。HEROの主人公だった木村さんのセリフ、本当にすごかったもんな。脱帽m(__)m。
広い賢智もなく、それを打破するための努力である学びもなく、己が持つ狭い了見だけで、物事を判断するとなると、周りの考え敵に見えて、わぁわぁと騒ぐ。そうではなく、本質を見極める力をもったときに人としての本当の力が発揮されることを、今の日本を支える人々への警鐘として描いているように思います。
その本質とは、
まだ見ぬよりよい結果のため、成長を得る努力を忘れないひと
であるということ。上っ面だけの浅い知識で、小賢しい議論を続けるほど無駄なことはない。大切なことは、考え抜いた知見で黙って相手の話に耳を傾けることができ、かつそれを束ねて実行する力を養うこと。これにつきますね。日本のリーダーと呼ばれる人間になるために、日本人全員がこの考え方で努力できたらどれけ素晴らしいか。
まずは自分から始める事、これが大切ですね。今は平成の維新ですから!!