世界の常識は、未だ地方の非常識。

ここ最近、地方行脚が多いのですが、そこでことごとく感じるのは情報化武装の足りなさ。
たとえば、ツイッターって東京では話題になっていますが、大阪や都市圏と呼ばれる周辺都市でもピンとこない模様。もちろん一部の限られた層は知っているようですが、そのひとたちのみ。あとは、全然知らないようです。ムーン、この情報格差、まだまだ深いようです。
うまく言えないのですが、 経営者やビジネスキーマンと呼ばれている人たちが仕入れなければならない情報はあふれかえっていて、それを入手して、整理して、理解して、活用するとう一連のプロセスが成り立っていないのが現状。それが地方に行けばいく程、そのプロセスのそれぞれで課題があり、まともに理解してなかったりする。
海外の情報をいち早く仕入れるだけでなく、戦略的に自社の企業情報を海外に発信していくことが必要なのに、そこまで手がまわらないのが実情。
日本の日経新聞にあたる、米国ダウジョーンズのベンチャー情報提供サービス、ベンチャーワンの責任者がシリコンバレーに行ったときに熱く僕に語ってくれたのですが、日本のベンチャー企業や中小企業は本当にベールに包まれて見ないとの事。確かに、日本の上場企業でさえ、英語版のページ、もってないもんな…。
たとえば、地方にある全中小企業のホームページが英語版も備えていれば、すっごい事が起こりそう。そういえば、経済産業省のプロジェクトで情報大公開とかいうもの、あったよな…仕分けされちゃったのかなぁ。
日本国行政の一番の仕事は、日本の産業=企業を売り込むことだと思うんだけどな、まだまだやれること、たくさんありそうですね。