うちの営業たちが、粘り勝ちの受注を上げてくるとき、もっとも褒めてます。やっぱり、それが一番素晴らしいですものね。でもそれは「ハクチョウ」のような粘りでないとだめ。タダのしつこい営業になってしまいます。
時には爽やかに、時には艶やかに、そして躍動感のある粘り型営業
は、お客様にも感動を与える舞台俳優のようなもの。いつも千秋楽の気分でそのステージたる営業場面に臨むことができることが、僕のこだわりだったりします。
あの営業マン、しつこいわよねー。
って受付の方や、そのご担当者様の周りのかたにうざいと思われてしまってはNG。ましてや対峙しているご担当者様に対してもまったく同じ。でもお客様によっては、しつこい営業が好きな方もいらっしゃいますしね「それ、いいねー営業マンって感じで最高」ってね 🙂
ようは…
心の粘りが大切
ってことです。コミュニケーションの粘りと、心の粘りの違いを絶妙に理解して動く営業マンが勝つ。もちろん営業ですから数字が欲しいのはあたりまえ。でも数字はあくまでも営業の結果であって、大切なのはコミュニケーション。営業の責任者のひとが…
営業の全ては数字だ、数字ができなくて営業マンとは言わない。
ってことを言い放つ時がありますよね、僕はスタンスに違和感を覚えます。
僕は数字ができない営業マンを擁護するために言っているのではなく、このブログを読んでくれている営業マンのスタンスに警鐘を鳴らしています。上述のような言葉を上司に言わせて欲しくない、そう思います。もちろん、営業ですから数字が勝負なのは当たり前。でもそれは心で己が達成を誓って管理するものであって、人に言われてストレスに感じるのは逆に自分が間違っていると思ったほうがいい。
おっしゃー、数字作ったろやんけー。
って思える人になること。そのためには強い心を鍛えるしかない。そう思います。そのためには学ぶことと経験を積むことしかありません。新人さんは、尊敬できる営業の先輩の背中から学んで下さいねー。そのコミュニケーションセンスを盗みまくって下さい。