今日も暑いですねー。いまお客様への訪問にて横浜に来ています。
中田市長が辞任するということで、なにかと変化に期待ができる横浜市。人口も360万超を擁し、大阪市を抜いて全国一番の指令指定都市にまで成長している街だからこそ、たとえベイスターズが最下位と低迷していたとしても、熱く開港150周年を基軸に盛り上がっていってほしい街の一つですね。
さて。あるブログに僕がコメントをした内容をもっと詳しく聞きたいというご用命を頂戴したので、
シリーズ上司の条件
として全7回で書いていきたいと思います★その内容は…
1.愛情力
2.魅了力
3.きさくさ力
4.聞く力
5.親分力
6.勝負力
7.最後は、笑顔力
となります。ちょっとMBAで習うような話とはちがうかもしれませんが、僕が多くの経営者の方々にお会いする中でや、自分自身が多くのメンバーを束ねる中で気付いてきたものです。
さて、今日の上司の条件は
すべてに愛情を持て
です。
クラブ活動におけるキャプテンの存在であったり、サークルにおける団長、選挙で選ばれる議員など、すべてにおいてリーダーたるもの、多くの人に支持を受けて人を束ねる立場に着任するのが通常ですよね?その選ばれた人はどんなひとでしたか?
しかし、会社組織であったり、各省庁の大臣、各外郭団体などの長となると話はクルッてきます。選出ではなく、任命や辞令というなの支持ではなく指示を仰いだ着任なんですよね。そこに実は一番の課題があったりします。僕の嫌いな言葉の中に「上司は部下を選べない、部下も上司を選べない」という言葉があります。もっと嫌いなのは「親は子供を選べない。子供も親を選べない」というもの。もうしばいたろかっ!って思いますね。以前テレビのあるコメンテーターがこういうことを言っていたので、これ以降、絶対にチャンネルを変えることにしました(笑)
もちろん、組織のなので、すべてを選挙で選んで創っていくことなんて到底できないことだとは思います。しかし、任命する側も任命される側も、一番大切なのはリーダーたるもの人を信じることからはじめないといけないということなんですよね。特に任命する側は、その任命したポジションにその彼が着任した時、メンバーを信じるという愛情をもって接することができるかどうかをよく見極めなければいけないということ、そして選ばれた人間は、その事実に感謝をし、そしてメンバーを任せてもらえることに誇りをもって信じるという力を磨くこと、ここが大切なポイントといえます。
発想力が魅力、技術力が高い、営業力が高いというなの仕事ができるという評価だけで昇進し、上司という立場になった人はたいていの場合、メンバーから批判を受けたりすることも散見されます。でもそれはしょうがないことです。それはその人を信じるという愛情が足りないからなんですよね。
課長、部長、統括部長、本部長、取締役、社長?マネジャー、エグゼクティブマネジャー、ディレクター?どの立場にいたとしても「偉い」とうことなんてありません。それはただの役割であることに気付くことが大切。
多くのメンバーが常に笑顔で、明るく元気に前向きに仕事を進める組織ってよくないですか?そのためには信じてあげることからはじめてみてください。その愛情はきっとそのメンバーにとどき、よい組織が生まれること間違いなしです。
ちなみに、叱ることは忘れないでください。それも愛情です。信じているからこそ、その力を引き出すために叱ることは一番大切な愛情です。メンバーに嫌われたくないという気を使って、叱ることをしないという上司をなんども見たことがありますが、愚の骨頂です。思い切り愛情をもってどなってあげてください(笑)
だって、その愛情の頂点にいる存在を想像してみてください。それは誰よりも強いあなたの母がもっているものですから。その信じる力、わかりますよね!