【burn one’s boats】全力を尽くす万国共通のスタンス

この単語、ヨーロッパでの

背水の陣

という意味だそうです。つまりは、退却できるであろう船を焼いて退路を断つという故事からの考え方のようで、背水の陣という考え方も中国のものですが、日本でももちろん大切な考え方だととらえている方は多いのではないでしょうか。
まさにベンチャーは常に背水の陣を引かれて仕事をしているんだなーと思うことが多くあります。戦略面、資金面、人材面…などなど正しいか間違ってるかもわからない難しい方程式を目の前におかれ、自分がいままで少ないとはいえ培ってきた公式・定理を駆使し、それを解く。
それの連続がまさにベンチャーの醍醐味であるのかと思います。むかしあるイベントで尊敬する経営者が、傍目にはかなり楽しそうにやっているかのように見えていたのですが、それはまさに白鳥と一緒で、水面下は必至に足を漕いでいる、つまりは

苦る楽しい

という言葉でそれを表していました。僕も正直、疲れがたまってへこみまくる時もあります、土日はうずくまって動きたくないときもあります。:)
でも顔あげて前向いて、ひたむきにそして謙虚に自分の決めた人生を楽しむという責任を果たそうと、自分を奮い立たせる毎日ですよー(笑)。よく相談されるときの切り出しで…

僕、もう駄目かもしれません。

そう「だめかもしれません」を言い換えると「だめじゃないかもしれませんって言いたいです」と聞こえます。その考え方が大事。気持ちにぶれが起こるのはどこでもどんな仕事でも一緒。大切なのは、常にプラス思考で感謝を忘れず毎日を生きる。それにつきると思います。これが背水の陣の本意ではないでしょうか。
一昨日、昔の会社のメンバーたち3人に会いました。1人を除いて、もうその会社には席をおいてはいませんが、それぞれの試練の中に、自分が考える成長するための楽しみをしっかりみつけ、前向いて歩いている事を聞きました。そして満面の笑みで「もみさんと一緒に飲んでるとマジ楽しい!!元気になりました!!ありがとうございます!!」って言ってくれたんですよね。これには逆に元気をもらいました。
限界を決めるのも自分、それに立ち向かうことを決めるのも自分。でも人はそんなに強くない、へこんだ時に支えてくれるのは仲間。それがもっとも大切。
さ、東京はあめですが、ガッツリ気合い入れて頑張っていきましょうよ。社内外含めて9本の予定が待っております~ついては僕も頑張りまーふ!!