最近、強く思うことがあります。
金融、不動産、人材ビジネス、ブランド品ビジネス、航空機ビジネス、自動車産業をはじめとする製造業など、ドル箱商売という神話ができていた「クオリティが高いビジネスモデル」が次々と不協和音を立てて、交通渋滞もしくは交通事故を起こし始めています。
そして、愚痴をこぼすひとならまだしも、連絡が取れなくなっている人、さめざめと泣きながら電話をくれる人、 行きどころのない怒りをぶつけてくる人が増えている事も事実。
どことなく街で騒ぐ人も少なくなり、弊社が本社をおく夜の渋谷でも、元気がなくなっている気がしてなりません。これは、きっとEntertainmentが枯渇しているに違いない、そう思います。それは決して「音楽、演劇やお笑い、スポーツ観戦」のことを言っているのではなく、人としての考え方のことにあります。直訳ではなく、Entertainmentの【語源】をたどると、
飽きさせずに人々を魅了し、もてなし続けて止まない状態になると言うこと
らしいです。これって、経営者や幹部社員、そしてキーマンになりうる人の素養にも当てはまることでないかと思います。
日本全土に
「愚痴の等高線」
を引いたとしたら、きっと新橋や浜松町、上野方面の居酒屋を中心に低くなっている気がします。つまりは、この等高線を払いのけるようなEntertainmentの台風を巻き起こしたいところですが、そんなに簡単にはいかないのも世の中。
大切なのは、日本の国民ひとりひとりが誰かの
「笑顔の充電器」
になって、常に人を笑わせるようなプラスの話題を振りまくことから始めることが大切だと思います。批判という名の、当事者意識の欠落された論理展開をすべて捨てて、まずは受容からはじめ、そして自らが「笑顔の充電器」となって、たくさんの楽しい話題を近くの人に供給していくことから始めていきませんか?
僕は、もうはじめています。あなたも今日から誰かの「笑顔の充電器」になってあげてください。