【意外な日本製】雄大な愛・威厳・高貴なものとは?

こんにちは。
京都・大阪出張にて、更新が少し遅くなってしまいました。お伺いをさせて頂きました皆様、ありがとうございました。 頂いた宿題を週明けに適時お戻ししますので、ご期待下さい。 🙂
さて先週は、ノーベル物理学賞、化学賞とすごい人たちがその栄誉を称えられ、受賞されましたね。特にイカの蛍光物質を抽出する技術って本当にすごいと思います。その繊細な視点とひたむきな研究の継続は日本人固有の民族性もあるんだろうなと強く感じます。それにしてもすごいですよ。金融を中心に機能してきた「資本主義経済」を否定する暗い話題が多い今、こういった話を耳にすると

Viva made in japan!

って思いますね。新幹線や炊飯器、日本を代表する電機技術も繊細なものが多い。ものづくり立国で今一度世界に躍進していきたいものです。資本主義の原点は「金融工学」ではなく「生産」でありたいと思います。
そんな中、ひょんな話を仕入れました。大輪を頂くその姿が魅力的な花。
カサブランカ
そう、カサブランカです。
花屋さんで話を聞いていたのですが、この花は意外にも日本製なんですってね。なのになんで「カサブランカ」って名前で呼ばれるかというと、そもそもスペイン語で「白い家」のことをさすことが由来になっているようです。モロッコの都市であるカサブランカは、そういう白い家が多いから同様にネーミングされており、決して花のカサブランカはモロッコ産ではないようです。
じゃあ誰がネーミングしたのか?
日本で育てられていたカサブランカの原型である「複数種類のゆり」が幕末にアメリカに輸出されたそうです。その後、交配を重ねカサブランカが生まれ、それがオランダに渡り、生産方法が確立され、そこでなぜかスペイン語の「カサブランカ」とネーミングされ、日本に戻ってきたそうです。 🙂
日本名は「鉄砲ユリ」…ださいですね(苦笑)。やっぱりカサブランカのほうがよいですね。現在、さらに品種改良が重ねられており、日本から海外へ相当な数が輸出されているそうです。ドバイでは日本のスイカが「1玉、3万円」で売られていると聞きます。日本の繊細な植物&食物栽培技術がノーベル賞に輝く日も遠くないかもしれません。
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