少し悲しい出来事が先週ありました。
ある企業の社長が僕の所にある件で謝罪にきて下さりました。その内容は、その企業のある社員が無根拠な中傷をしたことに対するもの。
しかしその社長の言動は、まったくを持って納得ができないものでした。その社員さんと上司の部長さんを伴ってやってきたのですが…
「この社員がやったことですので本人を連れてきました。行動で示してお詫びをしたいのですが、しかし、僕は株主から会社を預かっているものでして、その行為に対する補填行動のために体を使うわけにはまいりません。こうして頭を下げるだけでお許し下さい。悪いのはこの社員です。連れてきましたので、どうぞ。」
え?!っと、僕は絶句してしまいました。
前に筋を通すことが大事だという話をこのブログで書きましたが、まったくをもって筋が通ってないことにくわえ、この責任転嫁のひどい行動。法的手段を取って争うこともできる内容だったのですが、社長の心根をただすため、部長と本人の前で「あなたの仕事は社員を守ることでしょ?」って、さとしたのですが「僕は悪くない。悪いのは社員で、責任は株主がうるさいから取れないって…」モチベーションさがってるだろうなぁあの二人。
その言動に幻滅をした僕は、もう会うのも嫌になって話すことをやめてしまいました。その非情で異常な態度は、企業のリーダーとしてまったくをもって尊敬できないもの。
まさに反面教師。ミスは絶対に起こりうるもの。大切なことは、そのミスを恥じ、そして悔い改め、同じミスを起こさないことを誓い、誠心誠意の言動にて信頼回復に善処し、結果を追い求め、己を磨くことが大切だと逆に強く思った一日でした。
もちろん、そうですね。
でも、ミスは絶対に起こりますよね。
その時に、自分が企業姿勢として定めた「理念、ビジョン、行動規範」に反さず志を貫けるかが勝負だと思います。
常に内なる自分に果敢に挑戦できるひとでありたいと考えております!
現在 食品偽装の問題なんかでも社長の謝罪の姿勢ってみんなが注目していますよね。会社で起きたすべてのことは社長の責任って 私の尊敬する社長様がおっしゃっていました。あんまり謝罪する局面に遭遇したくないけれど・・・・。
まさにその通りですよね。どうも自分は悪くないと思い込み、原因を見ないタイプかあります