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さて。うちの吉尾くんと東京神田のお得意様先にお伺いをしたときに、彼おススメのうなぎ屋さん「神田きくかわ」に初めて伺ってきました。
昭和22年の創業なのでそんなに古くはないですが、地元の会社員が行列をなして並ぶ人気店なんですって。僕がお邪魔した時もかなりの混雑。久々のあいせきが新鮮でした。おねぇさんの感が高い声で「ごあいさきおねがいしまーす」ってな感じ。
吉尾くんに教えてもらってお勧めの「大串うな丼」を注文。出てきた瞬間、「正解」って声を出してしまう感じの見た目でした。 うまそー。 🙂
その肉厚たるや、初めての感覚。本当にうまかったです。
関東のうなぎ食べ方は、蒲焼にするまえに「蒸す」そうで表面がカリッとしていて、中が肉汁たっぷり脂がのって最高でした。絶対やみつきになりますよ。 🙂
ちなみに、関西は焼く前に「蒸さない」んですよねー。ここが大きな違い。関西は焼いてそのあとご飯とご飯の間にウナギを挟み込んで蒸らして楽しむんですよ。絶妙な触感がこれまた最高です。
関西でもよくうなぎは食べましたね。いつのまにか閉店してしまったらしいのですが、千日前にあった「いづもや」がとっても大好きでした。もうずいぶん前に亡くなりましたが、母方の祖父によく連れて行ってもらったことを今でも思い出します。 お店のおばちゃんが、必要数以上にお店に雇用されていて、それが故の過剰サービスがなつかしかったです。「うな重と一緒にうまき(ウナギを挟んだ出汁巻き卵)もどう?おにぃちゃん」ってな感じ 🙂
東京には、神田川/竹葉亭/登亭…などなど、たくさんの老舗のうなぎ屋さんがあるのも特徴ですね。関西人に言わせると「蒸したうなぎは旨くない、あのカリカリがええんや。」って特有の「地元びいきトーク」が炸裂しますが、僕はどちらもよいところがある気がしています。実際美味しいですもん。 🙂
そういえば、うなぎの産地でちょっともめてますねー。日本産ではなく韓国産、中国産とかで、産地偽装やなんやらでドタバタしていますが、大事なことは味が旨く、食の安全が担保されていれば問題ないと思います。うなぎは、夏バテをふき飛ばすの風物詩のひとつですから。 さ、今日もうなぎをたっぷり食べて、はりきってまいりましょうー 🙂
ちなみに、今日は七夕ですね。オリヒメとヒコボシもうなぎたべるかなー 😛