大変だったなー。
本当に大変だった。
被災地だけでなく、東京を襲った経済的な震災も、多くの経営者を悩ました事件だったことは記憶に新しいのではないでしょうか。
震災の当日だけではなく、その日から続く連日の不安な日々。
それは紛れもなく福島の原発が大爆発を起し、東京が死の街になるという風評。
節電、節電で、首都である東京の街灯に光が入らなくなって、まっくらな道。
どこのスーパーにいっても、通常なら2リットル100円前後の水が、600円とかの値付け、しかも韓国産?笑
一部の社員に「こんな大変な時に、会社をやるなんて、おかしい」とも言われ…(この社員はその後あんまりよくない形ですぐやめちゃいましたが笑)
大阪や福島、そして海外に逃げる企業。
社長の判断で翻弄される企業人たち。
大手の子会社である取引先の企業さんも、東京から社員たちが離散し、お客様に求められる仕事の納品ができなくて、かなりバタバタしたことも鮮明に覚えています。
「お客様との打ち合わせ?すみません、そんなことより命が大切なので、できません」
って言われ、困惑したこと…多々ありました涙。
それでも僕は東京に残り、事業を続けました。
資金繰りの面でもまだまだ会社が苦しい時で、逃げれる余裕なんてなかったという状況でもありましたが、友人の企業で東京を離れ、それと同時にお客様も離れ、倒産してしまったということも少なくありません。
踏ん張っていた時のブログ、当時の熱い気持ちが伝わってきます。
この命をいまこそ大切に、この素晴らしき日本に生を受けたことに感謝を忘れず、経済が回りつつあるこの機運を生かして前を向きたいと思います。