耳が痛いこと。

大人になると…

耳が痛いこと。

ってなかなか言ってもらえない。
だからこそ愛する先輩や、上司から指摘してもらうことって、とっても素晴らしい。そう僕は思うんですよね。
先日、ある大切な先輩から、うちのメンバーの無礼を痛烈に指摘を頂き、しっかりとお叱りを受けました。それは一重に僕自身の至らぬ問題であり、真摯に受け止め、その失った信頼を取り返していかなければなりません。
その無礼とは、ビジネスマンとしての基本的なスタンスの欠落という基本事項。大先輩に対して、折り返しの電話を求めたり、自分の都合を押し付けたり、それ以外にも本当に恥ずかしいことが盛りだくさんでした涙。
もちろん、僕がとった行動は「メンバーのミスはチームなので全て自分のミス」として、謝罪に伺いました。超多忙な方で外出も多く、会えない可能性があるとしても誠意だけでもとおもい「速攻で伺う」という、その行動が大切だと思っています。
頭を下げに行くことって、組織が大きくなればなるほど、マネジャー陣営がしっかりしてくるので、少なくなってくる。そうすると、自分が叱ってもらうことも自ずと少なくなってしまう。だからこそ、ガッツリと叱って頂ける事って深く感謝できる。本当に。

人間だから、誰でもミスを起こす。完璧な人なんていない。
もちろん自分が起こしたミスが、大きいミスの時、自分ひとりの力で打開できることが出来ないこともある。
その時に大切なのは、そのミスをクリアしてくれる時に協力して頂ける方々への感謝の気持ちと、自分が成長するために、そのミスを二度としないと誓い、万全な状態で仕事に取り組むという素直な姿勢が大切なんだと思う。

心のどこかで「自分は悪くない、環境や状況の不可抗力だとか、いやそのミスはミスではなく、価値観の違いだ」などと思っているのであれば、その人間に未来はない。
全てを自分の問題として、本質的にとらえる事が出来て、それを恥じて二度としないと誓えないのであれば、親にやる資格もなければ、ましてや教育者として人を指導できる立場になんかなれるわけがない。
感謝とは、相手が喜ぶ行動=恩返しをして初めて完了するものである。言葉では伝わらないもの。お叱りを受けた相手の方に、本質的に感謝ができているのであれば、その恩返しをしてこそホンモノだと僕は思っています。
日々感謝、日々精進。
今日も、宜しくお願い致します。