東洋経済のゼクシィに関する記事について

なんで、ゼクシィが悪?ってところから記事が展開されているのかなぁ…
別にゼクシィに特別な感情があるわけじゃないけど、なんだかなーって感じ。
ブライダル産業は、リクルートの強烈な商品構築能力と営業力により、広告が絶対に必要なビジネス領域になってしまっているからゼクシィが成り立つってロジック。
この視点であれば、その領域のビジネスは必然性が低いともとらえることができるが、その広告が人生判断を豊かにし、それが人の笑顔に繋がるものであれば、インフラとして成長しているともいえるんだよな。
この記事の視点、箱ビジネスをやっている人の視点であってカスタマー視点が欠落してる。リクルートは、決して錬金術として媒体ビジネスをやっている会社ではなくて「カスタマーを豊かにする情報ってなんだろう?」ということ追求し、そしてそれをビジネス化するという強さをもっているんだよな。
それを、リクルート社に在籍しているときに教えてもらった。
決して営業力だけで成り立たせているのではなくて、世の中に必要なものを作っているから続いているわけで…確かに営業力も強烈なものをもってはいるけど、1営業マンからしたら、けっこう高い商品をもたされて、人生かけて必死こいて売っているわけで…みんなめっちゃ頑張っている。なんかこいう総花てきな話っぷりって共感できない。
僕のかわいがっている後輩たちも必死で営業しているからよくわかる。
あ、そうだ、この記事を書いた人にリボン図を見せてあげたいなぁ。
ま、とはいえ、ブライダルの領域ってフルカスタマイズなものがこれから増えていくようにも思うんですよねー、もうハウスウェディングも新しくない。
アメリカのようにフリーのウェディングプランナーが台頭し、もっと自由なスタイルで、自分らしくする結婚式。いいよなー、そういうの。
SATCみたいに、図書館とか面白い笑。
できるんだったら、外苑前の絵画館とかでやれると素敵かもなって思ったり。
ご祝儀3~5万円×50~80人+足らない分は自分のコストってのも、もうなんだかなーって思うし。
お金をかけることが必然じゃなくて、集まってみんなで笑顔でお祝いすることが大切だと思うので、ちょっと視点を変えた結婚式が増えてほしいなーって。
ゼクシィにも引き続きそういった新しい生きかたの提案をして欲しいな。
ま、広告料はなかなかとりにくくなるかもだけど、ゼクシィだからこそ作れるものに期待したいっすね(*^^)v