日本のパソコンメーカーが終わる日

日本のパソコンメーカーって確実に要らなくなるな…
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ChromeBooK。これグーグルが自前のOSで発売するマシンです。
いまのところ、デザインはめっちゃダサいですけど、コンテンツをインフラとして提供できる会社が、今後ほぼ原価に近い形でマシンをばら撒くことになると、ハードありきでビジネスをしている日本のメーカー陣営はぶっちゃけアウトです。
富士通はニフティ、NECはビッグローブ、ソニーはソネット、なんて形で、プロバイダーやcontentsビジネスを展開しているとはいえ、Yahoo!やGoogleにはかなわない。ましてや、アップルのようにフリーミアムモデルでiTunesをうまく展開している米国メーカーが既にいる状況において、 どう切り返すのかがカギ。
無理だろうな―、左脳でビジネスばっか考えているメーカー幹部に、あたまやらかく「最初はただでくばるんですよ。そしてすそ野を広げるんですよ」なんて言ってもわからねーだろうな。サプライチェーンや原価計算、日本限定のチャネル戦略構築は得意だろうけど…笑

わからないことはやらない

っていう日本の企業精神では、絶対に勝てない。

わからないから面白い。

これがベンチャー精神。メーカーの幹部のおっさんたちには、ワンピースでも読んでもらって、世界を相手にインフラを考える動きをしてもらいたいな。マーケティングと「勘」のバランスがビジネスにおける先行者利益を生み出すものです。
ちなみに、僕は古巣にこのPCを4年前(うちが会社を作った時)に提案していました<(`^´)>DOYA! 笑。
Yahoo!PCや、NHN PC、そんな感じでコンテンツ会社に無料でPCを配ってもらったり、保守やネット接続料がセットになった、定額PCみたいな視点ですな。うれると思うけど~。ま、検討してみて下さいな。メーカーさん。
Logical Thinking は検証に使うものであって、 Business development に使うものではありません。あくまでも critical を優先して下さいな。