Googleがいよいよインフラに参入です。
僕が一番危惧していることがはじまってしまいました。
D通の親友には「違う!」といわれましたが(苦笑)、ネットを取り巻くビジネスレイヤーには7種類あると思っています。
1.端末ビジネス
2.通信インフラビジネス
3.接続サービスビジネス
4.配信インフラビジネス(4、5に付帯するものですね)
5.コンテンツビジネス(検索エンジンも含む)
6.広告/マーケティングビジネス
7.これらに関するコンサルティングビジネス(MA支援、投資含む)
この7つです。
米国Googleは、 5のビジネスからスタート(前の記事で「本当は違う」と書きましたが…)。6でブレイクし、どんどん5と6の領域で「塗り絵」を展開。ユーチューブの買収、日本DoCoMoとの提携などは大きくメディアが取り上げましたが、それ以外にも相当数の買収や事業提携を繰り返しています。
そして、とうとう3を通り越し、日米間の海底ケーブルのビジネスである2に参入したわけです(c-netの記事参照)。とても大いなる危機感を感じます。日本の企業は、1,2,3ではある程度オリジナルのビジネスを展開できているわけですが、それ以外は「輸入ものビジネス」もしくは「輸入販売ビジネス」が多いのが現状。
この広大なネットビジネスの領域を、その時価総額から得ることができる資金力を活用し、風上に上がってきたことになります。確実に、接続サービスと端末に参入してくることは時間の問題ですね。
アップルのように、風下ビジネスにiPodとiTUNESの両輪でうまく展開していますよね。悔しいけど、本当に勉強になります。ここは、エンターテイメントリーダーのソニーさんに踏ん張って頂きたいですね。まじで。
そして、Googleの戦略を先読みした日本の大企業陣営の展開に期待です。マジに宜しくお願い致します。僕も現場でがんばりますので。 😀