ある営業との会話。
もみ:今月、どうなんや?
営業A:目標達成すべく頑張ってます。
もみ:そうか、達成するんだな?
営業A:頑張ります。
もみ:そうじゃなくて、達成するんだな?
営業A:達成できるよう頑張ります。
もみ:じゃあどうやって、達成するんだ?
営業A:いや、新しいアポも取れそうなのでがんばります。
もみ:じゃあ達成するんだな?
営業A:達成できるように頑張ります…
もみ:わかった…もういいわ(涙)。
言葉の真意を汲み取ってない営業との会話ですね(涙)。
営業目標とは自分が成長するために必要なマイルストーンであり、会社や上司によく思われるためにかかげるものではありません。もし、自分の能力からかけ離れていたり、数字がとれる根拠がないのであれば、それは目標ではなく無謀です。ましてや、達成を数か月連続でできていないとするならば、冒涜だといっても過言ではありません。
目標は自分のものであるってことに気付いてほしいなぁーって思う今日この頃…
そんななか、イケてる営業との会話。
もみ:今月、どうなんや?
営業B:いやー厳しいですねー。
もみ:そうなんか?どういう状況なの?
営業B:基本的に80%は達成できると思うんですけど、あと2件が決まるかどうかで達成できるかどうかが決まります。
もみ:そうか、俺に手伝えることはあるか?
営業B:そうですね、実は同行営業して欲しいんですよ。結構勝負なんで。でも別件の予定入っていましたよ…。
もみ:そうか、でも社内MTGだろ?んなのキャンセルしようぜ。
営業B:マジっすか?ありがとうござます。宜しくお願い致します。
もみ:おう、こちらこそよろしくな。その勝負なお客さんの情報をちょうだい。
営業B:了解です。
イケてるけど、今月の数字がしんどい営業との会話2。
もみ:なんか頑張ってるらしいやんか。
営業C:いやーだめっす。だめっすよ、こんなんじゃ。
もみ:なんで?おまえめっちゃがんばってるやんか?
営業C:結局すべて数字になってないので、だめだめです。僕が掲げたてっぺんなんで、自分で登らなければ意味がないっす。
もみ:達成率はどうなん?
営業C:いま30%です。あと営業日が10日あるんで、なんとか60%までは持っていきます。
もみ:そうか、スタンスいいな。達成できなくても、来月の仕込みになる案件をふやそうな。
営業C:もちろんです、ありがとうございます。最後まであきらめずオッかけます。
もみ:そうかがんばれ!期待してるぞ。
営業C:はい!
気持ちいいですよね。数字を作ることに対して、前向きでかつ主体性をもっているその姿が体育会系でかっこいい。負け試合とわかっていてもやらなければならない試合もある。でも自分を信じて突き進めば、絶対に達成できるのも「目標」のいいところ。
営業ひとりひとりの職人としてのこだわりが、部門達成を産みます。この不景気を吹き飛ばす気合いの入った営業活動に僕もめっちゃこだわって動いていきたいと思います!!
籾倉様
はじめまして、匠と申します。
イケテル営業さんのお話、興味深く拝見させていただきました。
イケテル営業さんは、客観的に判断できる数値が会話に出てくるのが特徴ですね。
匠は社員の時と違って目標を与える立場でも与えられる立場でもなくなりましたが、営業の基本は正しいアプローチで目標を達成することと改めて認識しました。
これからも色々と勉強させてください。
よろしくお願いいたします。
匠さん。
訪問ありがとうございます。
勉強だなんて、マジでとんでもないです!!
こちらこそ、いろいろと教えてください。
今後とも宜しくお願い致します。