企業力とは革新力。

「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ。」
リクルート社を創業した故江副さん。彼の有名な、この言葉の本質が分かった気がします。
最近、「人を育てる」ということを深く考えることが多いのですが、昨晩「弊社にジョインしてもらえると嬉しいな!」という転職希望人材に会って改めて感じたことがあります。
起業家教育の最高峰といわれる、米国ボストンにあるバブソン大学。
そこで教鞭をとっていた、故ティモンズ先生のビジネス人材における4つの区分けは非常に納得感があります。
その4つの区分けとは…
Operator、Innovator、Manager、Entrepreneur
日本の企業における人材の成長モデルのほとんどは、
OperatorからManager
だから人を動かすことはできても、革新力がない経営者が増えてしまう。それが企業の停滞を産み、景気の後退の源泉になってしまっているのではないかと…。もちろん戦後の日本を支えた経営者は、Innovation力があり新しいものをたくさん産出し、素晴らしい企業を育てた。しかし、その勢いの中で育った今の経営者である彼らは、その強い力に従うこと、なれることを良しとされた中では、ある意味被害者なのかもしれない。
だから、企業の中でInnovationが産まれても「危険≒悪≒必要ない」と判断されて、競争力を失うんだろうなぁと。後継者選びに悩む中小企業の経営者が多いのもこのロジックかと。そう、犯人は自分自身。
企業を成長させる中で、本来目指すべきは、しっかりとしたInnovation力を有した人材を育てるべく、
OperatorからInnovator、そして自分で考えて実行し、ビジネスを育てることができるEntrepreneurを多く産み出すこと。
これが江副さんの言葉の本質なんだなーと。
企業力とは革新力。
この強化が、確信できたことは、自分にとってとても有意義なことだと改めて感謝。
ひとりでできることはあまりにも小さい。
でも仲間のみんなが、革新力を有した時こそ、強い企業づくりが可能となり、そして大きなことが実現できるんだろうなと。しっかりとしないといけませんね( ..)φメモメモ
やったります!(出展:リッチメディア坂元社長…笑)