人格者の定義って難しい。
サイバーの藤田さんが人格者をマネジャーに引き上げると言っていることに共感したものの、人格者の定義って改めて難しいと同時に考え込んでしまった…。
世に言うところ、徳がある人、優しい人、偉大な人、カリスマを持つ人、人望がある人…なんて定義で、誰が人格者か?と問われたら「?」がつくし…。
坂本龍馬、山本五十六、白洲次郎…など日本を変えた逸材や、昭和を代表する稲盛さん、松下幸之助さんなど偉大な経営者を人格者だと言われれば納得感もある。
ましてや、そんなざっくりとした定義だとしても、自分は人格者なんかではない。そんな状態で、人格者を採用したりマネジャーに抜擢するのも非常に難しい事。
たぶん、人格者って他己評価であり自己評価ではないというのが僕のいまの段階での結論。
精神医学は対人関係論であると定義した心理学者である「ハリー・スタック・サリヴァン」も性格は自分で定義しきれるものではなく人が評価するものであるという事を語っている。
つまり、己を磨き続けることが人生であり、人から良き評価や賛美されることを指標にして、それを人格者としての階段として一歩一歩進む事が大切であると考えている人。それを人格者と定義しておこうと思う。
例えば、自分のことより先に人のことを常に考える「他己主義」であったり、不測の事態に対しても誰かのせいにしたりせずに、常に自分の問題だと「主体性をもって行動できる」人であり続けたいし、育てたい。
そんな、強い思いが自分の能力、そして組織の能力を引き上げていくと思う。
正解はないのが人生ではあるが、人格者の定義も正解はなさそうだ。だからこそ面白い。
今日も楽しむ事にしよう、人生は1回しかないし。
明日、この命を急に奪われたとしても、これまでの人生に感謝をし、笑顔で死ねる自分でありたい。
enjoy!!